【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第712回 角満、医者に掛かる。その顛末

俺の身体は……

 リゾート島にようやく病院ができたので、完成祝いにと様子見に訪れたところ……(((( ;゚Д゚)))

 「あなた、いったいどうしちゃったの……??

 ど、どうしちゃったのって……どうしちゃったんですか!?(((( ;゚Д゚))) わ、わし、パッと見ただけでも、ヤバい病の兆候が見て取れちゃっているんですかねえ!?

 ずっと健康優良児で、健康診断の採点では30代、40代とオールA評価を貫いてきた俺であったが、齢50を過ぎたとたん、散見されるようになりましたよB評価やC評価が……((゚Д゚;))

 もちろん、一生A評価でいられるわけがないとわかっちゃいたけど(不老不死か)、なんかここに来てガクンと、体力や精神力の衰えが顕著になってきたような……。そんなタイミングで、

 「あ、あなた……いったいどうしちゃったのよ!?

 なんて言われたら(そこまで言われてないけどw)、ますます不安になってしまうじゃないですか!!!

 いまから10年以上も昔のことになるけど、仲の良かった古巣の同僚がある日蒼い顔をして、

 「お、大塚さん……相談があるんですが((゚Д゚;))」

 と、目の前の席にいる俺にSkypeを送ってきたことがあった。俺はこのとき、

 (え! まさか辞めるつもり!? いまコイツに抜けられたら、マジでまずいぞ!!!)

 そう確信し、引き留めのための理論武装をして、地下にあった社員食堂でそいつと向き合ったのであるよ。

 すると同僚は、開口一番低い声で↓こんなことを言ってきたのだ。

 「大塚さん……俺はもう、長くないかもしれません……!

 「え!!」と驚いたものの事情を聞くと、数日前から熱っぽく、しかも腹の調子がしこたま悪くて、その日もトイレと席を何往復もしているんだそうだ。その症状を聞くに、

 (……ん? それはもしかして……食あたりでは??

 自分の経験からそう思ったんだけど、同僚はガチでこの世の終わりのような顔をしていたので、俺は深く追求することはしなかった。その代わりに、

 「午後は休んで、まずは病院に行って来いよ」

 そう促し、同僚は足を引きずるようにして(腹痛だけど)病院に向かったのだった。

 けっきょく、彼はやっぱり食あたりでいまもピンピンしている。

 でもここで何が言いたかったのかというと、どんなにふだん精神的に安定している人であっても、

 「え。もしかして俺……病気かも??」

 なんて妄執に囚われてしまった瞬間、平常心ではいられなくなってしまうということだ。この、『あつ森』における診察騒動は、そういった一連の流れをコンパクトにまとめた教材のようなもので、俺はナターシャとのやり取りを見ながら、

 「ちょっとでも身体に違和感があったら、病院いこ」

 ↑この思いを新たにしたのでありました。

 でも……!

 そんな、じつにタメになる会話を交わしていたふたりだったんだけど、なんとナターシャ、ここぞとばかりに↓こんなセリフで畳みかけてきたのである!!

 お?? ナゼか知らんが……診察を受けるとオマケがもらえるの!?w それって、低学年の幼児ががんばって予防接種とかをしたときに、

 「はい^^ よくがんばりまちたね~^^ これ、ご褒美よ~~~^^」

 と、オモチャやらアメやらがもらえるのと同じ仕様!?w

 しかし、話はこれで終わらない。

 オマケで俺を油断させておいてから、このナターシャは……!

 ん……? なんか……キナ臭くなってきたんだけど((゚Д゚;))

 このタイミングで募金募るのかい!!!(驚) しかも、目標金額は120000ポキだってよ!!!www

 とはいえ、俺が募金しない限り一生目標金額には達しないと確信したので、仕方なく……。

 ナケナシの120000ポキを収めたよ……。こんだけ協力したんだから……何かあったときは、最優先で治療してくれよな!!w

 というわけで、ようやくここから診察であります。

 リアルな病院と同様、受付のナターシャに現在の症状を伝える。

 俺の現在の悩みを直で反映したかのように、リストの中に“ひざが痛い”があって驚いたwww

 もうねぇ~……。ここ1年くらい、俺がもっとも困っているのが膝の痛みを中心とした坐骨神経痛で、電車で立っているのもツラくなるときがあるんだよ~……。

 そして、ナターシャに促されて待合室のイスでおとなしく待っていると……。

 うおwww やり取りが病院そのものwww いや、病院を作ったんだから当たり前なんだけど、このリアルへのこだわりがなんかうれしいぞw

 で、レイコ先生が待つ診察室に入ったらだな……((゚Д゚;))

 !!!! この診察室、“ふつう診療用”が左側、“マッドな診察用”が右側になっていることは前回の記事で書いたけど、な、なんとレイコ先生……マッドゾーンで待ち構えていたぁぁあああ!!! おおお、俺、改造人間にでもされてしまうのでは!!?

 診察用のベッドに乗ると、絶望感はさらに上乗せされる……。

 あ、あかん……((゚Д゚;)) お、俺、培養ポッドでホルマリン漬けになっている骨と同じ目に遭わされるのでは……((゚Д゚;)) 無事にこの診療室を出られる気がしねぇ……><

 でも、レイコ先生の診察と所見は……w

 「ヒザ、ズキズキします……><」

 と申告すると……!

 親身になって相談に乗ってくれて……!

 ナゾの治療の結果……!

 なんか治ったらしいwww しかも、

 包帯くれたよwww すげえちゃんと診察してくれた感じがして、メチャクチャ満足度が高かったwww

 こうして、レイコ先生による島の診療所は、連日大盛況となったのでしたw

 おしまい。

1年前の今日は?

 せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!

 ちょうど1年前、2021年3月2日の様子は↓こちらです。

 マリオのアイテム“どかん”がうれしくて、意味なく出たり入ったりをくり返していましたw

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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