By まつがん
~前回までのあらすじ~
あけおめデッドマン!2022年も妄想構築録をよろしくお願いします。
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「ツインパクト」はデュエル・マスターズのゲーム体験を大きく変えたギミックだ。
一つのカードが「初動」と「受け」や「フィニッシャー」と「切り返し」などの複数の役割を同時に持つことで、たった40枚しかカードを積めないはずのデッキに、様々な役割やコンセプトを包含させることが可能となったからだ。
だが他方で、「ツインパクト」にはまだまだ多くの可能性が眠っていることにはお気づきだろうか。
なぜなら、そもそも既存の「ツインパクト」はとある前提のもとでデザインされたものに過ぎないからだ。
そう……我々は無意識のうちに決めつけてしまっているのである。
「ツインパクト」とは、「上側がクリーチャーで下側が呪文」であると。
それでは紹介しよう。こちらが「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」に収録される新カード、《エターナル・ブレイン/???》だ!
上側が呪文のツインパクトだと……???
さて、例によってこのカードがどんなテキストを持っているか、読者の皆さんに予想してもらう。といっても上側が《エターナル・ブレイン》であることは見てのとおりなので、問題は「ツインパクト」の下側に何が収まっているのか、だ。
「ツインパクト」は基本的に、「手札にあるときに上側でも下側でもどちらのモードでも選べるが、一度選んだらその効果になって変えられない」という二者択一のデザインを前提としてきた。
だが、《エターナル・ブレイン》のように「唱えても手札に戻ってくる呪文」と組み合わせるならば、「上側として使った後に下側として使う」といったことも可能になるし、その点で言えば理論上ありとあらゆるカードが下側として組み合わされうることになる。
折しも「デュエキングMAX」では《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》が、初の「多色クリーチャーと多色呪文のツインパクト」として登場したばかりである。このように、「ツインパクト」にはまだまだ新しい可能性が眠っているのだ。
しかしだとしても、一体どんなカードタイプのどんな効果が下側にくっついていると面白いだろうか?
あるいは、もしあなたが「《エターナル・ブレイン》の下側に何かをくっつけたい」と依頼されたらどんな能力を考えるだろうか?そういった想像も膨らませながら、ぜひ予想してみて欲しい。
次回は《エターナル・ブレイン/???》の下側の効果を発表するとともに、このカードを使って早速新しいデッキを作っていくことにしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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