By まつがん
~前回までのあらすじ~
やばいクレーマーのデッドマンTVから誠意の新カードをもらいました。
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デュエル・マスターズにおいて殿堂カードやプレミアム殿堂カードというのは、そのあまりの強さゆえに辟易され忌み嫌われるという側面がありつつも、他方で多くの人に愛され使用されてきたという経緯もあるカードであることが多い。
強すぎるということは、簡単に勝てるということだ。もちろんそれで負ける方はたまったものではないだろうが、使う側からすれば、強烈で忘れがたい体験となる。
《”轟轟轟”ブランド》を出したら《”轟轟轟”ブランド》を引いたり、《スクランブル・チェンジ》から《メガ・マナロック・ドラゴン》を走らせたりしたことは、使っていた側からすれば決して悪い印象ばかりではないはずなのだ。
それゆえに、殿堂カードやプレミアム殿堂カードがこのデュエル・マスターズ20周年というこの節目において適切なカードパワーでリメイクされたとしたなら、それはきっと良い形で思い出を喚起する役割を果たすに違いない。
それでは紹介しよう。こちらが11月20日(土) に発売予定の「レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐」に収録される新カード、《神歌と繚嵐の扉》だ!
どこかで聞いたことがある名前のような……???
さて、例によってこのカードがどんなテキストを持っているか、読者の皆さんに予想してもらう。
《神歌と繚嵐の扉》のモチーフとなっているのは、言うまでもなくプレミアム殿堂カードの《ミラクルとミステリーの扉》だ。
大型クリーチャーを踏み倒すいわゆる「ガチャデッキ」で使用されていたカードであり、かつては《勝利宣言 鬼丸「覇」》などを出せるS・トリガーとして活躍していた。
現代では《異端流し オニカマス》や《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》といったメタクリーチャーの存在もあって「ガチャデッキ」自体は一線級とまでは言えないが、それでも定番の《ホーガン・ブラスター》はいまだに殿堂、《ミステリー・キューブ》の方も一昨年ようやく解除されたばかりという状況である。
しかも王来篇に入って踏み倒しがいのある高コスト帯には、「EXライフ」という踏み倒しメタを意に介さないチート能力を持つ「ディスペクター」が大量に登場しているため、《神歌と繚嵐の扉》の能力次第では「ガチャデッキ」が再び現代でも猛威を振るうということも十分にありうるというのが恐ろしいところだ。
あるいは、もしあなたが「《ミラクルとミステリーの扉》のリメイク呪文を作って欲しい」と依頼されたらどんな能力を考えるだろうか?そういった想像も膨らませながら、ぜひ予想してみて欲しい。
次回は《神歌と繚嵐の扉》の効果を発表するとともに、このカードを使って早速新しいデッキを作っていくことにしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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