By まつがん
~前回までのあらすじ~
ゆる募:デッドマンに踊って欲しいダンス
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王来篇は、デュエル・マスターズの歴史を巡るシリーズだ。
背景ストーリー上の味方側である「スター進化」も敵側である「ディスペクター」も、過去のクリーチャーたちにスポットライトを当てているという点では共通している。
そしてだからこそ、DMRPの名を冠するメインセット以外のDMEX、すなわちエクストラパックにも、過去のデッキやギミックを強化するカードが数多く収録されている。
もちろんそこにおいて強化されたギミックのすべてが等しく環境入りするというわけではないし、結果として望まれない形の強化であることもあるだろう。
しかしそれでも一つだけ確かなことは、それらは歴史への敬意に基づくものであるということなのだ。
それでは紹介しよう。こちらが10月23日(土) に発売予定の「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」に収録される新カード、《月下旋壊 ド・リュミーズ》だ!
新たなドルスザク呪文だと……???
さて、例によってこのカードがどんなテキストを持っているか、読者の皆さんに予想してもらう。
ドルスザク呪文といえば《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》が既に存在しており、《月下旋壊 ド・リュミーズ》がそれを意識していることはカード名からも明らかだが、他方でコストに着目すると99と5というように大きな差があるため、そこから効果を類推できるかは微妙なところかもしれない。
《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》といえば《卍 新世壊 卍》をキーカードにしたいわゆる「水魔導具」デッキの必殺技だが、このデッキは2ターン目に《卍 新世壊 卍》を設置できない場合の脆弱性が弱点となっていた。
また水の魔導具呪文を使ったデッキとしては、最近では他にも水闇の《ガル・ラガンザーク》をメインに据えたデッキも存在するが、デッキ内の多くを魔導具で占めなければならないという構築上の制約がネックとなっている。
《月下旋壊 ド・リュミーズ》ははたしてそれらのデッキの弱点を補い、強化するものとなるのだろうか?
あるいは、もしあなたが「新たなドルスザク呪文を作って欲しい」と依頼されたらどんな能力を考えるだろうか?そういった想像も膨らませながら、ぜひ予想してみて欲しい。
次回は《月下旋壊 ド・リュミーズ》の効果を発表するとともに、このカードを使って早速新しいデッキを作っていくことにしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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