アンタッチャブルレコード
再三お伝えしてきた通り、引っ越していったアセロラの後釜探しとして離島ツアーを敢行し、散々な苦労の末にようやくルナステラ島OGであるアップルを発見して島に連れ帰った……と、前回の日記で書いた。
この結果に関しては、
「フリダシに戻るじゃねーかwww」
「アセロラ、引っ越さなくてよかったのでは?^^;」
とうとう、歯に衣着せぬ意見を突き付けてくる読者の皆様も少なくないと思うが……それは誰よりもいちばん俺が思っていることなので、どうかお手柔らかにお願いいたします(苦笑)。
とはいえ。
今回の離島ツアーが、じつは過去に行ったものと比べて明らかに一線を画す、歴史に残る数時間であったことを知る者は少ない。
というのも、いままでは貯めに貯めたマイルを吐き出してマイルりょこうけんを購入して離島に赴く……というのが絶対の流れだったことに対し、今回は早々にマイルを失ったことによって、
“その場でマイルをかき集める自転車操業”
を余儀なくされている。
でも、じつはこの行為が……さまざまな“記録更新”につながったと、のちの歴史家に(誰だよ)評されることになるのだ!!
なかでも、特筆に値するのが……!
“釣り”の記録!!!
それも、数あるたぬきマイレージの中で、
「こいつを獲得するのは……たぶん、一生無理だな^^;」
と唯一“不可能”と決めつけて、チャレンジする前からあきらめの境地に達していた、
“伝説の釣り人になれるかな?!”
において、ついに新たな記録が樹立されてしまったのである!!w
千載一遇のチャンス!
“伝説の釣り人になれるかな?!”がどんなマイルかと言うと、中身はじつにシンプル。それは……!
“バラすことなく、連続で魚を釣り上げた回数”
に関して贈られるマイルであります。
ちなみに、これまでの俺の記録は……!
このマイルのことをまったく意識していなかった時代に、48匹連続で魚を釣っていたようだ。
これでも、十分に立派な記録だと思っていた。
俺は反射神経が良すぎるためか、魚が、
「ちょん……ww」
とエサを突っつき出したのを見た瞬間に条件反射的でボタンを押してしまうクセがあり、おかげでしょっちゅう、獲物をバラしてしまっていた。
これも長年、『モンハン』で屈強なモンスターと渡り合ってきた弊害であろうか。
一瞬のガードの遅れや回避行動の躊躇が命取りになる世界において、俺は世界一のガンランサー(笑)として活躍してきたのである。そこで鍛えた奇跡の反射と集中力が、牧歌的な『あつ森』の釣りでマイナスの効果を発揮するとはな……!
……と、もっともらしい言い訳を考えてみたのだが、要は、
「ちょん……ww」
という魚のフェイントに片っ端から引っ掛かっている堪え性のない性格が災いしているだけで、平たく言えば、
“釣りがヘタクソ”
↑これに尽きるんだよね……w
なので、48匹も連続で釣り上げた事実は奇跡としか言いようがなく、
「これ以上は、どうやっても無理だろwww」
そう決めつけるに至ったのだ。
ところが……!
今回のマイル獲得自転車操業では、頻繁に↓こちらのミッションが表示された。
魚を5匹釣ることで、いくばくかのマイルがもらえるミッション。当時、1でも10でもマイルを上積みしたかった俺は、このミッションが出るや釣り竿を手にして魚を釣りまくったのである。
↓このように。
ときには、“ピラルクを釣ってこい!”なんていうピンポイントの激ムズミッションも出たけど、
「おりゃりゃりゃりゃ!!! さっきの巨大魚影は間違いなく……!!!」
やっぱりピラルクだったぁぁぁあああ!!! これにて……!!
大量のマイルをゲット!!! やったやった!!! 俺はルナステラ島の魚紳さんや!!!www
とまあ、こんな感じで釣りを続けていたのである。
そして、数時間が経過したあるとき。
俺の心に、つぎのような疑念(?)が浮かんできたのだ。
「そう言えば……。朝からずーっと釣りをしているけど、この間、まったくバラしていないような……。もう、けっこうな数になると思うけど……!」
そう思った瞬間、かわいそうなほど手がブルブルと震え出す俺……w だだだ、だとしたら、釣りの連続成功記録を塗り替えるまたとないチャンスなのでは……ッ!!!?(((( ;゚Д゚)))
突如として首をもたげた、記録更新への期待とそれに紐づくド緊張(苦笑)。
はたして俺は……ルナステラ島に新たな記録を呼び込むことができたのでしょうか!?w
続く!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年9月12日の様子は↓こちらです。
海賊ジョニーを見掛けたらしいのに、声もかけずにシカトしたももこさんw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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