最後は……海の生き物たち!
季節が夏から秋へと切り替わる8月末を最後に、『あつ森』の島から多くの虫や魚が姿を消す……。
もちろん一斉に絶滅するわけではなく(あたりめーだ)、リアルな季節を小さな島にしっかりと反映させている『あつ森』では、“旬”を過ぎた生き物は後進に道を譲り、またつぎの見せ場が来るまでどこぞへと引っ込んでしまうのである。
ゆえに、図鑑を埋めたいと思っていたり、俺のようにレックスの虫模型をコンプリートしたいと決意している人は、8月のチャンスを逃してしまうとたいへんなことになる。
……ってことを啓蒙するために、ここ数回にわけて“8月を最後に島から姿を消す生き物たち”を特集してきた。
最終回となる今回は……個人的にももっとも収集が進んでいない領域!!>< 1年間サボりまくったツケがいまになって押し寄せている、池袋の飲み屋の取り立てみたいな(リアルだな)要素!!
それは……もちろん!!
海の幸だぁぁぁああああああ!!!!www
もう、上のスクショを見てもらえば一目瞭然だけど、いまだこの図鑑だけスッカスカなんだよ俺!!!!><
意外な出会い
とはいえ。
俺の調べによると、じつはいまだ未捕獲の海の幸は冬が旬のものが多く、この8月中にはどうあがいても図鑑は埋められないとわかった。
ちなみに、8月末を最後に北半球の海から姿を消してしまうのは、
コウモリダコ!!
と……!
こちらのホヤの2種類のみ。
そういう意味では、8月限定が多い虫と比べると捕獲は楽そうなんだけど、どちらもここを逃すと来年の春までお目にかかることができなくなるので、プレッシャーと言う意味では大差ないかもしれない。
とくに、
コウモリダコはかなりレアで、しかも逃げ足も速いときているので、捕まえるのは少々厄介かもしれん……。出現する時間帯も夕方から翌朝にかけてなので、まだ未捕獲の人は夜にじっくりと腰を据えて近海漁業にくり出すといいと思うわw
さて、とりあえず俺はコウモリダコもホヤも寄贈済みなので、それほど躍起になって漁をしなくても大丈夫。でも、せっかくだから新鮮トレトレなホヤを捕まえてお見せしたいと思ったので、ひさびさにマリンスーツに着替えて海へとくり出した。
そして海に入った瞬間、こみ上げてくる海への想い……!
「うーーーん!! やっぱり夏は海だなぁ!!! 早くコロナ禍が収まって、何の気兼ねなく海水浴に行ける日々が戻ってこないかなあ!!><」
俺は海ナシ県の群馬で育ったからか、海に対する憧憬は並々ならぬものがあると思う。
小学生のころは、夏休みのたびに連れていってもらった新潟の寺泊or千葉の九十九里での海水浴が年間最大のイベントだったし、20代のころは毎年必ず伊豆七島のどこか(八丈島とか神津島とかね)に行先を定めて、仲間数人と長期滞在するのが恒例行事であった。
「また行きたいなぁ……」
遠き夏の日に想いを馳せながら、つぎつぎと海産物を引き上げる。
そして、目当てのホヤをゲットし、
「よし、ボチボチ上がるかな! あと1匹で終了~!ww」
そう決めて、テキトーなあぶく目掛けて海に潜ったのである。
そ、そしたら……!
あれ??? 泡の出かたはふつうだったけど、この大きな魚影、やたらと逃げまくるな。
ってことは、オオシャコガイ?? ……いやでも、泡はそんなにたくさん出ていなかったと思うけどな……?
首をひねりながらも、
「レアな海の幸であることは、間違いないな!!」
と確信し、数分の格闘の末についにその魚影をとっ捕まえたのである。
すると……! なんとなんと!!w
「あ……!」
この反応は……初めて捕まえた生き物に対する演出!!!w しかも、こいつの形は……間違いなく!!!ww
やっぱり、ダイオウグソクムシきたぁぁぁあああ!!!www これ、欲しかったんだよ!!ww ていうか、いままで捕まえてなかったんだなーーー!!www
さっそく博物館のフータのところに持って行き、寄贈を選択。
そしたら……!
あ……w この解説……すんげえ既視感があるんだけど、これって……!!
やっぱりwww 7月に行った八景島シーパラダイスの『あつ森』とのコラボイベント、“はっけい島 海の生きもの ふれあい展”で見たダイオウグソクムシとその解説だわ!!ww
せっかくなので、ウチの博物館でどのように展示されているのか、さっそくチェックしてきた。
↓こんな感じであります^^
おおおおおwww 八景島シーパラダイスを思い出す!!www また行きたくなっちまったなーーー!!!ww
いまはコロナの感染爆発もあるのでなかなか遠出はできないけど、その分、『あつ森』の博物館で“行った気”になって満足しようと思いました^^
続く!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年8月22日の様子は↓こちらです。
キャンプサイトに、チョコというウサギがやってきた日。離島ツアーでも会ったことがないので、いま思えば島の仲間になってもらってもよかったかなー!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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