【原神プレイ日記】角満の『原神』大紀行:第172話 神里綾華を手に入れるために

イベント祈願に挑む!

 前回の記事で、Ver2.0より実装された“稲妻”からの使者、新キャラの“神里綾華(かみさとあやか)”を試しプレイして、その使い勝手のよさにベタ惚れになった……と書いた。

 しかし、いくら声を張り上げて、

 「綾華、好きだぁぁぁぁああああ!!!><」

 と叫んだところで、彼女がウチのチームに加わってくれるわけではない。

 そこはドライにピシャリと、

 「そんなに私が欲しかったら……誠意を見せていただくしかありませんわ。誠意って、何ですかね?^^ うふ♪」

 このように、イベント祈願(ピックアップガチャ)に俺を誘導していくのである。

 でもこれは、現代の基本無料ゲームを遊ぶ上での宿命のようなもの。イヤだろうがナンだろうが、期間中にイベント祈願をやらねば、神里綾華は残り香だけを漂わせて遠くに行ってしまうのだ!! 

 ……まあ、ピックアップされていないキャラもイベント祈願からは出るので今生の別れというわけではないんだけど、やっぱり確率が高いうちに可能な限りガチャを回し、彼女に肉薄していきたい!!

 そのように思ったので、いま持てるありったけの原石をピックアップ祈願“白鷺の庭”に突っ込むことにいたしました!!

 このとき、俺が所持していた原石は、約2600個。そして、紡がれた運命も7個あったので、白鷺の庭の10連は……余裕で2回も回すことができるぞ!!!

 俺は前回のカズハガチャで、見事一撃で目当ての楓原万葉を引き当てている。

 このときの運がまだ残っており、今回の白鷺の庭を回すことができれば……立て続けに新キャラを手にするというミラクルをお見せできるのではないでしょうか!!!w

 というわけで、1回目の10連祈願!!!

 出てきたのは……!!!

 ひゅんwww

 「あれ???」

 いま、俺の目には……★4確定の紫玉が1個見えただけなんだけど、これは寄る年波による物もらいのせいですかね??(年齢関係ねえ)

 でももしかしたら、紫に見えたのは気のせいで、じつは金流星が紛れ込んでいた可能性もある。

 そこで、若干ドキドキしながら結果を見ると……!

 ででん!!!www

 ででででんッ!!!www

 って、重雲だけかよ!!!(怒)

 重雲、ほぼフル覚醒しているので、もうイラネーんだけど……。★4が出るにしても、もっと別のキャラにしてほしいんですが……(イラ)。

 まあでも、そうそう簡単に神里綾華が出るとは思っていないのだ。今回の勝負は最初から、

 「2回目の10連にかかっている」

 そう踏んでいたんだからな!!!

 ……そんなこと、この記事のどこにも記されていないけど、そうなんだから仕方がない。

 勝負は2回目……! つまりこの10連だ!!!

 「いっけぇぇぇえええ!!! 神里綾華、カムヒア!!!

 出てきたのは……。

 ひゅんwww

 「え」

 いま、俺の目には……★4確定の紫玉が1個見えただけなんだけど、これは寄る年波によるドライアイのせいですかね??(((( ;゚Д゚)))

 でももしかしたら、紫に見えたのは気のせいで、じつは金流星が紛れ込んで(以下略)。

 しかし、結果は……。

 えええええ!!>< ★4法器が1個だけぇぇぇええ!!!?(怒)

 くっそ!!!><

 せっかく溜めた俺の原石が!!!>< まったくお呼びじゃない重雲と武器に吸い込まれちまったじゃねえかよ!!!><

 なんだよ……。

 もしかして前回のガチャでカズハが当たったのって……ただの偶然だったってこと??(そうだよ) いやしかし!! こんなところで撤退したら、20連分がまるっきり無駄に……><

 つぎに10連分の原石が集まるの、いつになるだろう……?

 もちろん、課金すりゃいいんだけど、そう簡単にそっちにすり寄るのも……。もうちょっとがんばって、なんとか自力で神里綾華を当てたいんだけど……!

 というわけで、泣きの1回!!

 10連は無理だけど単独ガチャは回せたので、さっそく1回だけ回してみたところ……!

 え。ま、また★4確定演出!!?w

 しかも、出てきたのはだな……w

 でででででんッ!!!www

 って、また重雲かよぉぉぉぉおおお!!!!www

 イベント祈願は始まったばかりだけど、さっそく暗雲……いや、重雲垂れこめつつ、次回に続くw

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。