By まつがん
~前回までのあらすじ~
デュエチューブに行けば動くデッドマンがもっと見られるぞ!チャンネル登録よろしく!!(ダイレクト宣伝)
~~~~~~~~~~~
デュエル・マスターズの20年の歴史の中には、あまり顧みられることのない能力やギミックも存在する。
だが、それは現代において通用するチャンスが全くない、ということを必ずしも意味しない。最新カードとのシナジーによって再注目されたり、ブラックボックスパックや何らかの節目の際に強化カードが刷られるかもしれないからだ。
そして、今がその節目である。デュエル・マスターズ20周年……歴史の中に埋もれてしまったギミックに再び光を当てるならば、このタイミングをおいて他にないだろう。
それでは紹介しよう。こちらが7月17日(土) に発売予定の「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」に収録される新カード、《ハートフ・ルピア》だ!
まさか2021年にクロスギアだと……???
「クロスギア」といえば2005年の転生編ではじめて登場したカードタイプで、クリーチャーを強化しつつもそのクリーチャーが離れてもバトルゾーンに残り続けてまた次のクリーチャーを強化できるという対処のしづらさが強みだが、手札からバトルゾーンに出す「ジェネレート」とバトルゾーンのクリーチャーに装備させる「クロス」で二重のコストがかかってしまうテンポの悪さがネックだった。
それゆえ、特にコストが重い「クロスギア」を運用する場合には、《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》や《アクア・ツバメガエシ》が持つ「侍流ジェネレート」のような踏み倒し手段が求められがちな部分があった。
あるいは、《ボルベルグ・クロス・ドラゴン》や《フルスロット・サージェント》のように「クロス」の方のコストを踏み倒すというアプローチもあったが、いずれにせよ「ジェネレート」「クロス」のどちらかは普通にコストを支払わざるをえないため、一定以上のコストを持つ「クロスギア」はそもそも使用する選択肢に入らないというのが常であった。
だがこの《ハートフ・ルピア》を使えば《バジュラズ・ソウル》だろうと、はたまた進化元のクロスギアが既にバトルゾーンにある前提なら《ネオウェーブ・カタストロフィー》だろうと、「ジェネレート」を飛び越して「クロス」まで一発で踏み倒すことができるのだ。
20年目という節目にまさかの強化が果たされた「クロスギア」が現代デュエル・マスターズでどこまで通用するのか、《ハートフ・ルピア》の活躍に期待だ。
それでは早速この《ハートフ・ルピア》を使って、新しいデッキを作っていくことにしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
デュエマ妄想構築録vol.35バックナンバー | |
デュエマ妄想構築録 vol.35-1 ~祭りだワッショイ!タイヨー・ファミリエ!!~ | |
デュエマ妄想構築録vol.36バックナンバー | |
デュエマ妄想構築録 vol.36-1 ~ピンチからの大逆転!ハイパー革命0トリガー!!~ | |
デュエマ妄想構築録 vol.36-2 ~ブチギレ上等!ちくしょおおおおおお・カウンター!!~ |