ありがちなミス!w
島の住民たちにお願い事をされて安請け合いし、達成のために虫や魚を捕獲したり、対象のどうぶつを探して右往左往する……ということが、『あつ森』の生活では日常的に起こる。
そりゃあもう、“毎日”ってくらい。
『あつ森』を発売日から、ほぼ1日も欠かさずにプレイしている俺の体感だと、目立って多い住民のお願いが↓こちらであります。
「フナムシを捕まえてきてほしい!」
という、理外の“フナムシ捕獲指令”www
これ、なんでか知らないけど、1年かけてほとんどの住民に頼まれてフナムシを納品した気がする(苦笑)。まあ、捕まえてくるのはいいんだけど、もらったどうぶつたちで、
家でキチンと飼育している姿を見たことがないんだけど、納品したフナムシ、どうしてんの??w ま、まさか……バリバリガツガツと食っているとか!!?
……まあ、クマやダチョウがフナムシをもしゃもしゃ食ったところで驚くようなことではないんだけど、やっぱり……ちょっと……ねぇ^^;;;
こういった捕獲系の依頼はけっこう多く、先のフナムシみたいな1年中いる虫だったら遂行も楽なんだけど、
「サソリが欲しい!」
とか、
「マグロを釣ってきて!!」
なんて、レア度SSR級のものを要求されると、
「そんなもん、1年以上かけて1回しか捕まえたことがないわ!!!!(怒)」
とブチ切れそうになるので、あまり過度な要求はしないほうがいいよどうぶつどもよ……。
話が逸れた。
じつは先日、フラリとペーターの家に遊びに行ったとき、ぼんやりタイプのくせにやることはやっているのか、女子のアセロラを連れ込んでいる現場に遭遇してしまったのよ。
このときは、
「むむむ……! ペーターってよく見りゃイケメンだし、これでけっこうモテるんだな……。チクショウ」
↑この程度の感想で済んだんだけど、その翌日にアセロラに出会って話し掛けると……どうやらこのときの訪問が、意外な展開に発展してしまったようだった。
アセロラは、↓こんなことを言ったのだ。
うひょーーーー!!!www ケンカしてるぅぅぅぅううう!!!www(うれしそうだな)
どうやら俺がペーター家を辞したあと、男女ふたりは何かでモメて関係が悪化。見事決裂して、冷戦状態に突入してしまったようである。アセロラは、
“ファッション性の違い”
という、仲の悪くなったバンドの解散理由みたいなことを言っているけど、おそらくもっと深刻な……生臭いケンカの理由があるに違いない。
こういうのを“下衆の勘繰り”と言うのだろうが、1週間に6冊もの週刊誌を購読している俺は、このような話題に目がないのである。
でまあ、アセロラは当然のように、俺に仲裁をお願いしてくる。
ふむふむ。
モノでペーターの気を引いて仲直りしてしまおう……という、いにしえの時代からあるもっともシンプルな関係復活方法だな。
見ればキチンと贈り物にはラッピングがされていて、それだけでアセロラの反省度が伝わってくるようだった。
そうかそうか。それほどペーターと仲直りがしたいのね。ならば、俺も鬼ではない。しっかりとコレを届けて、仲を取り持ってあげようではないか。
「えーっと、コレがペーターへの贈り物ね……」
持ち物リストを開いて、アセロラから預かった小さな小箱を確認した俺。
でも、このとき……。
俺はぼんやりと、ほかのことも考えていたのだよ。よく覚えていないけど、確かゴールデントラウトを釣りあげようと躍起になっていた時期で、釣りのことに思考が飛んでいたような気がする。
そのせいか、あろうことかアセロラから預かった大事なプレゼントをだな……!
……って、あれ!!!?? ななな、なにを開封してんだ俺!!!!(驚) たたた、託されたばかりの贈り物を!!! キレイにラッピングされたペーターへのプレゼントをッ!!!!
や、やべぇ……(((( ;゚Д゚)))
マジで無意識のうちに箱を開けちまった……(((( ;゚Д゚)))
どうぶつから託されるプレゼントって青のリボンで装飾された特殊なもので、同じラッピングはどこにも売ってないんだよな……。つまり……もう二度と、元には戻せないわけで……((゚Д゚;))
「うわあああああ!!! や、やっちまった!!!>< アセロラの心づくしを、俺が破壊しちまったよぉぉぉおおお!!!><」
さあたいへんだ。なんとか誤魔化……じゃなかった、修復してあげないと!!!><
でも、ここまでいくとできることって、
タヌキ商店で売っている安っぽいラッピングペーパーで包むことくらいで、小箱も、青のリボンも手に入らないんだよね……。なので仕方なく、
せめてもの償いにと金色のラッピングペーパーで包み、ドキドキしながらペーターに……。
すると……ペーターは!!
おおおおお!!!www 無粋な俺が、
「ぐふふふww アセロラ、何を贈ろうとしてんのかな?www」
ってんで速攻で開封したことにも気づかず(最悪だな)、素直に喜んでくれた模様!!w そしてそれをシレっとアセロラにも報告して……一件落着だな!!
でも、アセロラの最後のひと言を聞いたときは、ちょっと心が痛み……。
その後、ひとり夕日に向かって、
「ゲスいことして、スミマセンでした……><」
心からの謝罪の意を表明したのでした……w
続く……。
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年6月24日の様子は↓こちらです。
滞在期間、わずか数週間ながら、貴重なキザタイプの住民としてたくさんのリアクションを教えてくれたサントスが引っ越していったのでした。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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