2021年6月11日に任天堂より発売されたNintendo Switch用ソフト『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』。コロコロオンラインのライター・トニオ國崎が、はじめてのゲーム制作に挑戦するプレイ日記をお届けする。
ついにレッスンがはじまる……!
初回から「キャラクターがどうやって動いているのか?」という基礎中の基礎を教わり、いよいよゲームプログラミングのレッスンが始まった!
今のところ選べるのは、レッスン1である「二人対戦! おにごっこバトル」のみ。ほかにも横スクロールアクションやシューティング、レースなどのレッスンも控えているのだが、まだ選択できないみたい……
ステップは全部で7つ。完成イメージをもとに1から作成することになるのだが……もちろん今までのようにボブがレクチャーしてくれるそうだ。
ボブの誘導に従って「ヒトノードン」に「ボタン」と「スティック」をつなげていき……とりあえずメインのキャラクターが完成!
前回でも触れたように「○○はココから出してね」、「あの部分をココをつなげよう」など手取り足取り教えてもらえるので、何も知らない状態でもスイスイ入り込める……!
会話にはバックログ機能が付いているので「さっき言ってたことなんだっけ?」となってしまっても後から読み返せるの良いポイント。
さて次のステップでは、このゲームの舞台となるステージ作り。このパートでは画面を映す「ゲーム画面ノードン」と、床や壁などオブジェクトを作る「モノノードン」が登場。
まだ出てこないだけで多くのノードンたちが控えているのだが、アツいキャラだったりテンションが低かったりなど、それぞれ分かりやすいキャラ付けがされているので、「○○ノードンって……あぁアイツか!」とな~んとなく把握できる。
とりあえず白いヒトが突っ立っているだけになっているので、拡大したゲーム画面ノードンの中に「ヒト」や「モノ」を配置していく。
……おっ! なんかPVで見たような感じになってきたぞ!!
そこからレッスンは続いていき、「ヒト」や「モノ」を縮小、コピーしてゲームの土台が次々に完成していく。「この仕組みはどう動いているのか?」ということをキャラクターが分かりやすく伝えてくれるので、ん~……プログラミングの原理を知る入門ソフトとしてよく出来てるなぁ……
長年忘れていた「理解することの楽しさ」がじわじわと蘇ってくる……
しかし、いまのところ「鬼ごっこ」のゲームをせっせと作っている最中なのだが、
「誰かにタッチしたら終わりでしょ? とりあえずヒトとステージは作ったけどどうするの?」
という疑問が浮かび上がる。
もちろんボブ博士はそういった部分も想定内。今のところヒトが歩き回るゲームになっているので、ヒト同士がぶつかったときに何かが起こるようにしなければならないのだ。
そこで「ヒトノードン」の設定モードを開き、「ふるまい」の「こわす」をオン!
ゲーム画面に戻り確認してみると……オニ役がヒトを壊せるように!
ひとまず鬼ごっこゲームの土台が完成したのだが……このままでは味気ないゲームになってしまうのでボブから「仕掛けを作ってみよう」という提案が。
確かに……これだけだとパッとしないから何かエッセンスが欲しいよね!
というわけで鬼ごっこゲームのレッスンもとうとう折り返し! ある程度完成した気がするけど……あと3つ何をやるんです!?
作品概要
『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』
■発売⽇:2021年6月11日(金)
■メーカー:任天堂
■対応機種:Nintendo Switch
■価格:
パッケージ版:3,480円(税込)
ダウンロード版:2,980円(税込)
・公式サイト
・マイニンテンドーストア
【執筆】トニオ國崎
1994年5月生まれ。興味を持った作品はジャンル問わず遊ぶフリーライター。コロコロオンラインでは「『帰ってきた 魔界村』プレイ日記」「ロックマンエグゼ20周年企画」「クラッシュ・バンディクー特集」などの記事を企画・執筆。
イラスト:秋おこ
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