2021年6月11日に任天堂より発売されたNintendo Switch用ソフト『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』。コロコロオンラインのライター・トニオ國崎が、はじめてのゲーム制作に挑戦するプレイ日記をお届けする。
未経験からはじめるゲームプログラミング
「なんか……こう時間をかけてコツコツやれるようなもの、ないかなぁ」
と、ゴロゴロしながら考えていたライター・トニオ國崎。コロナ禍の影響もありここしばらくは家にいることが多く、自宅にいながらも何か新しいことを始めたいな~と思っていた5月、任天堂よりとある新作が発表された。
そう、任天堂の開発から生まれたプログラミングソフト『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』(以下、『はじめてゲームプログラミング』)である。
当時はまだ情報が少なかったものの、初公開のPVに思わず釘付けになり
「これだーーーーっ!!! こういうのを待ってたんだーーーー!」
とテンションはもう爆上がり。本日のゲーム発売日までまだかまだかと楽しみにしていたのであった。公式情報によると「ナビつきなので簡単安心、さまざまなゲームを制作できます」とのことで、かなりやり込みがいもありそう。「自分でゲームを作る」という点はかつてのニンテンドーDS用ソフト『メイドイン俺』を思い出すな~。レッスンがあるのも、プログラミング&ゲーム制作未経験の筆者にとってかなりありがたい。
というわけでさっそくゲームをプレイ。ゲーム開始当初では「ナビつきレッスン」だけが選べるようになっており、自分でイチから作る「フリープログラミング」はまだ選択できないようだ。
始めてみると、簡単に作られたアクションゲームが出てくるのだが……ジャンプができない!
せっかく発売日なのにjoy-conの充電を忘れるとはマジやっちまったーーー(^p^)
と思っていたら青いポインタの「ボブ」が登場。
「実はこのゲーム、作りかけなんです!」て
あーーーーーーーっ! なるほどそういうことだったのか……
1回ホーム画面に戻って電池残量確認しちゃったよ!!
……とまぁこのままでは永久にクリアできないので、さきほどの白い「ヒト」をジャンプできるようにするため、ゲームの裏側であるプログラム画面へ。
なんとそこでは「ノードン」と呼ばれる不思議な生き物たちが暮らしており、彼ら(?)を使ってゲームプログラミングができるそうだ。
とりあえずボブのアドバイスのもと、「ヒトノードン」と「ボタンノードン」を繋ぎ……
Bボタンでジャンプができるように設定して、見事ゲームをクリア!
ボブからは「ゲームプログラミングの才能を感じるのでぜひレッスンを受けてほしい」とのお願いも。やだ……褒めるのめっちゃ上手いじゃん……
そこまで言われたらやるしかありませんな!!
ボブから渡されたレッスンは全部で7つ。アクション、シューティング、レースなどなどさまざまなゲームをナビつきで制作していき、最終的には自分だけのオリジナルゲームを作ってみよう! という流れなのだ。
ゲーム内では、ボブのほかにもゲーム作りをサポートしてくれる「アリス」も登場。「なにがどうなって動いているのか」ということを教えるために、チェックポイントでレクチャーしてくれるようだ。や、やさしい……
てなわけで、ノードンたちとのゲーム制作が始まった『 はじめてゲームプログラミング』。何もかもが未経験な筆者が、このソフトを通して「初めてのゲーム作り」にチャレンジする姿をプレイ日記として綴っていきたいと思います!
日記でもあり制作レポートでもありますね。
連載を通して『はじめてゲームプログラミング』の魅力を皆さんに伝えていけたらなと考えております。どうぞよろしくお願いいたします!
作品概要
『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』
■発売⽇:2021年6月11日(金)
■メーカー:任天堂
■対応機種:Nintendo Switch
■価格:
パッケージ版:3,480円(税込)
ダウンロード版:2,980円(税込)
・公式サイト
・マイニンテンドーストア
【執筆】トニオ國崎
1994年5月生まれ。興味を持った作品はジャンル問わず遊ぶフリーライター。コロコロオンラインでは「『帰ってきた 魔界村』プレイ日記」「ロックマンエグゼ20周年企画」「クラッシュ・バンディクー特集」などの記事を企画・執筆。
イラスト:秋おこ
『はじめてゲームプログラミング』プレイ日記バックナンバーはこちら!! |
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