第119回 「アードベッグ」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は懐かしの歴龍シリーズから“アードベッグ”を紹介する!!
先週まで神秘龍シリーズを紹介してきたが、
今回はそんな“企画ものドラゴン”の走りとなった“歴龍”シリーズを解説したいと思う。
2012年~2013年の冬に登場した歴龍シリーズは、
●火の歴龍・アードベッグ
●水の歴龍・ボウモア
●木の歴龍・ラガヴーリン
●光の歴龍・ラフロイグ
●闇の歴龍・カリラ
この5種類からなる。
彼らの名前を見て「お! コレは!!」と思われた方は……かなりのお酒通と見たw
そう、歴龍シリーズの題材となっているのはお酒!!
しかもウィスキーのシングルモルトとなっているのである!
今回フィーチャーする“火の歴龍・アードベッグ”は、じつは筆者がもっとも好きなウィスキーのひとつ。
2012年当時、パズドラの山本プロデューサーとお酒を飲みながら話していたとき、「つぎに登場するドラゴンのシリーズ、きっと大塚さんは感激すると思いますよw」とニヤリとされ、「おお、それは楽しみだ!!」とワクテカしながら待っていたところに現れたのが……件の火の歴龍・アードベッグだったのである。
アードベッグというウィスキーは、数あるシングルモルトの中でもズバ抜けてピート香(泥炭をいぶした匂いのこと)が強く、まるで煙のカタマリを飲んでいるかのような強烈な印象を飲むものに与える。
ゆえに、好き嫌いが非常にはっきりとしたお酒なんだけど、もとより燻製臭が大好きな筆者はひと口で虜になり、バーにいくたびによくたしなんでいる(ちなみに、自宅にも常備してある)。
パズドラのアードベッグのイラストは、そんなお酒の力強さとクセ、さらに象徴的な麦のモチーフが随所に使われていて、初めて見たときは感動したものだ。
そんな思い出深い歴龍シリーズは、いまでも1体ずつ売らずに保管してあり、ときたまモンスターボックスを開いて眺めたりする。
10年近く前のモンスターなのでパーティーに組み込んで使えるような性能ではないけど、こういう思い入れの強いモノに関してはお気に入りに入れて永久保存したくなるんだよねえ。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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