【原神プレイ日記】角満の『原神』大紀行:第142話 エウルアを手に入れろ!(1)

この日を待っていた!!

 5月18日の、午後7時過ぎ。

 原稿仕事がひと段落したので、

 「さーて……。今日の『原神』を始めるかな……」

 なんてブツブツと仏像のようにつぶやきながらPS4を起動したところで、フト気になってTwitterのトレンドワードを覗き込んだ。

 だいたい、平日は午後6時~7時のあいだに小休止を入れてニュースやトレンドワードをチェックし(いまはその前に相撲を見なければならないがな)、何もなければそのままゲームに突入する……というのが、ここ最近のルーチンになっているのだ。

 「えーっと、今日の流行りは……」

 スマホの画面に惰性で目を走らせていた……そのとき!!

 俺の目に、妙な既視感を覚える単語が飛び込んできたではないか。

 そこにはひと言、↓このようなテキストが表示されていたのだ。

 「エウルア」

 エウルア……って、何だっけ?? すんごく最近目にした気がするけど、でもそれはコンビニで買おうかどうか迷ったエクレアのことかもしれない。うーん、なんだっけなぁ!!

 不思議なほど脳に引っ掛かる“エウルア”の謎を解明するため、どのトレンドワードをタップしたところ……!

 画面に↓こちらの太もも……じゃなかった、イラストが表示されたではないか!!

 頭の中でエクレアを押しのけ、正しい記憶がつながったことを自覚する。

 そうだ……!! いままさに、このタイミングだったよなッ!!!

 俺は、立ち上がりつつあるPS4のコントローラーのボタンを不必要に連打しながら、喉も裂けよと咆哮したのである。

 「『原神』に、エウルアが来たんだぁぁぁあああ!!!www ガチャだ!! 祈願だ!!! この日のために取っておいた原石を使って、エウルアを手に入れるんじゃぁぁぁああ!!!www

 さあさあ、忙しくなってきたぞ。

10連の結果は……

 そう、まさしく5月18日午後7時より、★5の氷元素娘・エウルアが新たに追加されたイベント祈願“波折りの刹那”が開始されたのだよ!!

 おおおおお……!! なんて魅力的な祈願……!!

 過去の記事で詳しく書いたが、エウルアは氷元素の大剣使いで、華奢そうな見た目とは裏腹に、かな~~~りパワフルな立ち回りができる肉弾キャラになっている……と思われる。

 なぜ曖昧なのかというと、まだお試しプレイもしていないので使い勝手がわからず、公式サイトの紹介動画などを見て判断しているから(苦笑)。なのでぜひとも我が物にして、大手を振ってエウルアの所感を書きたいと思っているのであるよ。

 さあ、となれば、“波折りの刹那”に挑むしかない。

 もう長いこと★5確定演出を見た記憶がないのだが、それはきっと……今日このときのために、運気を溜めていたからだろうな!!!

 物欲センサー、ドンと来い!!!

 俺が溜めに溜めた運気(と原石)で、真っ向勝負してやるぞオラァ!!!

 というわけで、気持ちがアツいうちに1回目の10連ガチャをやってしまおう。

 このとき、俺は2195個の原石を所持し、さらに交換等を用いれば10連のおかわりをできるくらいには潤っていた。10連では若干心許なかったけど、さすがに20連もすれば……★5の1個や2個は出てくれるに違いない!!!www

 「よしッ!!! いま迎えに行くからね!!! エウルアちゃん、待っててね!!!><

 アラフィフおやじ、気持ち悪い掛け声とともに、10連祈願を迷わず発射!!!www

 すると……なんと……!!

 いやぁぁぁあああああ!!!!>< 物欲センサーさん、カンベンしてくださいぃぃぃぃいいい!!!!><

 ちょっと!!!!

 運気運気言ってた俺がアホみたいやんけ!!!>< ていうか、紫は高貴な色なんだから、こっちを★5確定演出にしてくれや!!!

 まあそうなったところで、どうせ俺に出るのは★4演出なんだろうけどさ……。ケッ。

 ちなみに、この10連で出たのはだな……。

 北斗……。

 アンタじゃなくて、氷の大剣使いが欲しかった……。

 北斗以外のラインナップは、↓こんな感じでした^^;

 くっそ……! マジでカンベンしてくれ……。こんな結果にしかならず、俺はこれからテイワットでどう生きていけばええんや……(大袈裟)。

 でも!!

 前述の通り、今回はこれで終わりではないのだ。

 がんばれば、“泣きの10連”を回すこともできるのである!!!

 その結果は……次回の更新で!!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。