【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第415回 5月までの限定……じゃなく、1年中釣れる“ウグイ”の捕まえ方と解説!w

ゴールデントラウトのはずが……

 「今後は、もっと読者に“あつ森のお役立ち情報”を還元できる記事を目指していくで!! せっかく、1年以上も遊び続けている稀有なメディア関係者なんやからな!!」

 というたっちー先生号令のもと、前回から新機軸の記事として、

 “その季節の限定生き物を解説する”

 という、角満島開拓日誌にはなかった“知”の部分をクローズアップする企画をスタートさせた。

 そして、いまは5月なので、

 「6月になったらいなくなってしまう生き物を紹介して、まだ捕獲していない人の一助になろうではないか!!」

 ってことで、“ドジョウ”の解説を行ったのである。

 ……ま、上のリンク先の記事を読んでもらえばわかるけど、ホントは5月でもっともレアな生き物である“ゴールデントラウト”について書き、

 「角満もたまには、役に立つ記事を書くじゃねえか^^」

 と読者に思ってもらおうと思ったんだけど……これが……なかなかどうして……!!!

 この島、川にブラックバスとドジョウしかいねぇぇぇえええ!!!www

 ゴールデントラウトなんてまったく釣れなかったので(時間を間違えていたんだけどw)急遽、竿を出さなくても勝手に魚籠に入る勢いで獲れるドジョウについて書いたのであった^^;

 でも乗り掛かった舟なので、今回こそはゴールデントラウトを釣って、大手を振って解説を書きたい!! それが、『あつ森』のスポークスマンとしての役割なのだッ!!

 と、任天堂に怒られそうなことをシレっと言い放ちながら先に進むw

なぜかウグイ

 さて、ゴールデントラウトだ。

 この魚について知りたければ、図鑑を見るといい。

 ……って、まだ釣れていない人は図鑑で見ることができないんだった(((( ;゚Д゚))) いやだからこそ、解説記事を書こうと思ったわけで……。

 このへん、タマゴが先かニワトリが先かよくわからなくなってくるが、とにかく!! ゴールデントラウトは上のスクショにある通り、

●生息時期:3月~5月、9月~11月
●生息場所:崖の上
●釣れ時間帯:午後4時~翌午前9時

 ↑このようなライフスタイルを貫いている。つまり、今月を逃すと9月まで、図鑑を埋めることができなくなるというわけだ!!

 そこで。

 昨夜(5月4日ね)は珍しく夜にも『あつ森』を起動し、ひさしぶりに月明かりに照らされるルナステラ島に出向いてみた。

 って、どかんに吸い込まれているけどww

 目的はもちろん、崖の上の釣りスポットに行ってゴールデントラウトを釣り上げること。

 時間は……午後11時を回ったところだ。

 ゴールデントラウトの活動時間として、これほどピッタリなタイミングはないのではなかろうか!!

 さあさあ、釣りだ釣りだ^^

 月の光に照らされた神秘の山上湖で、幻のゴールデントラウトをバンバン釣り上げてくれようぞ^^

 すると、さっそく……!!

 「フィッシュオ~~~~ンッ!!!www」

 キタキタ!!! いきなり釣れたよゴールデントラウト!!(希望的観測)

 しかし、竿を上げてみたら……。

 ……んだよ!! ハヨかよ!!!

 俺が生まれ育った群馬県の西部では、ウグイのことは“ハヨ”と呼んでいた。そう、いわゆる“地方名”ってやつだ。群馬県の川ではこのウグイと、『あつ森』にもいるオイカワ(地方名で“アイキョウ”と呼んでいた)、そしてモツゴ(同じく“クチボソ”)、マブナあたりが“雑魚四天王”と呼ばれ、小学生が楽しむザコ釣りのターゲットになっていた。

 そして中学生になり、物事の分別と釣りの本質を理解するようになってから向かうのが、コイ釣りであり、アユ釣りであり、ヤマメやマスを狙う渓流釣りだったのである。

 「けっきょく俺はヤマメ釣り止まりで、その先にあったイワナやアユには進めなかったんだよなぁ……」

 40年以上前の下仁田の景色を思い浮かべながら釣り糸を垂らしていると……お!! キタ!!

 「フィ~~~ッシュ!!!www 入れ食いやぁぁあああ!!!www」

でも、釣れたのは……w

 って、またハヨやんけ!!!

 さらに……。

 !!!?? またハヨ!!! この水たまり、もしかして群馬なんじゃねえの!!?

 けっきょくその後も……w

 最高の獲物で、ヤマメ止まり……w これ、完全に40年前の俺やんけ(苦笑)。

 というわけで本日も負けてしまったので、解説は……1年中釣れる、ウグイってことで^^;;;

俺とウグイ

 ウグイは、コイ目・コイ科・ウグイ亜科・ウグイ属に分類される淡水魚。どんな魚かというと……まあ簡単に言っちまえば、“雑魚”というものをリアルに形にしたらウグイになる……っていうくらい、日本に広く分布し、数も多いお魚である。

 RPGをやっていて新しい街に行くと無数のNPCがウロウロしていて、

 「うぇぇぇ~~……。アレに全部話し掛けるのかよ……」

 とゲンナリすることがあると思うが、その大量のNPCこそウグイと思っていい。とにかく田舎に育った人だったら、ほぼ間違いなく“日常的な魚のひとつ”は、このウグイであろう。

 そんなウグイは、日本中のどこでも見られることから、地方によっていろいろな呼び名がある。

 もっとも有名なのは“ハヤ”。そのほか、Wikiによるとアイソ、アカハラ、クキ、タロ、ニガッパヤ、イダ、ヒヤレ、デイス、イス……なんて呼ばれているんだって。ちなみに我が故郷の群馬県下仁田町ではウグイのことを“ハヨ”と呼んでいた。かわヨ。

 思い出すに、俺は子どものころに川で遊んでいて腹が減ると、テキトーにハヨを捕まえてきて(手づかみとか釣りでな)焚火で焼き、もしゃもしゃと食っていた。夏場は川魚独特の臭さがあって正直うまくもないが、冬のハヨ(寒バヨ、と呼んでいた)は脂が乗り、バカにできない美味になる。なので食べるなら冬がいいですヨ。 

1年前の今日は?

 せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!

 ちょうど1年前、2020年5月8日の様子は↓こちらです。

 たっちー先生のとみおか島に遊びに行って、化石泥棒をしていたわ^^;;

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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