第21回 ガチヤグラ実践編2「ヤグラを奪還せよ!」
イカ道場師範のSIGUMAだ!
前回はガチヤグラに勝利するための、ヤグラの進め方について解説した。今回は相手に奪われたヤグラの止め方、取り返し方について解説していくぞ。仲間と連携してヤグラを止めて勝利をつかもう。
■ガチヤグラの進行阻止
・ヤグラの護衛プレイヤーから倒そう
相手チームにヤグラを奪われると、そこからはヤグラを止めるための戦いだ。止めるためには、ヤグラ上にいる相手プレイヤーを倒すか、ヤグラから降ろす必要がある。
しかし、相手もチームでヤグラを守ってくるので簡単にはいかない。前回解説したヤグラ上のプレイヤーと、何名かがヤグラの周辺を護衛する陣形を相手も使ってくるかもしれない。
そのため、ヤグラを止めようとヤグラ上の相手を狙って、いきなりつっこんでも護衛にやられてしまう可能性が高い。ヤグラ上の相手を倒せたとしても、ヤグラ上で別の相手から集中攻撃され、再度ヤグラを奪われてしまう展開になりがちだ。
なので、まずはヤグラにボムを投げるなどをして牽制し、ヤグラの周りにいる護衛を倒すことを心がけよう。護衛を倒すとヤグラ上のプレイヤーが孤立するので、仲間と連携して確実にヤグラを取り返そう。
例外として、ゲームの中盤以降でカウントをリードしている状態から逆転されそうな場面であれば、強引にヤグラ上の相手を倒してヤグラを一旦止めることも必要となる。基本は護衛から倒していきたいが、状況に応じて捨て身でヤグラを止める選択肢も頭に入れておこう。
また、チャージャーなどの長射程ブキを使っている場合は、遠距離から直接ヤグラ上を攻撃することも有効だ。遠距離からヤグラ上を攻撃し、プレッシャーをかけていこう。
・ヤグラを取り返しても気を抜くな!
ヤグラ周りの相手プレイヤーを倒し、ヤグラを奪い返しても気を抜いてはいけない。ヤグラの側面や、裏側に相手が潜伏している場合もある。警戒しながら、4方向すべての側面を塗っておこう。
ガチヤグラでは、やられた相手プレイヤーがヤグラ上にスーパージャンプしてくる可能性が非常に高い。
そのため、ヤグラを奪い返してから10秒ほどは、ヤグラから目を離さないようにしよう。着地マーカーが出たらボムを置いたり、着地点めがけて射撃したりして、相手が着地した瞬間に倒せるように準備しよう。着地マーカーが見えない場合でも、ステルスジャンプで飛んでくる可能性を考えて警戒しておこう。
■カウントリード時の終盤
「カウントがリードした状態」でバトル時間が終了しても、相手チームがヤグラに乗っている場合は延長戦に突入する。相手も「ヤグラから降ろされたら負け」ということがわかっているので、必死にヤグラに食らいつきながら全力で抵抗してくる。その勢いに押され、逆転されないようヤグラを止める準備をしよう。
残り時間が1分を切った時点でカウントがリードしているのであれば、無理にヤグラを前に進めようとせずに、相手の最後のアタックに備えてスペシャルウェポンをためておこう。
終了間際、相手にヤグラを奪われて延長戦に入っても、スペシャルウェポンを使えば、より確実に相手のラストアタックを止めることができるぞ。タイムアップ時にこちらがヤグラに乗っていれば、その時点で勝利となるが、念には念を入れて準備しよう。
延長戦を止めるためのスペシャルウェポンとして最も強力なのが「ハイパープレッサー」だ!
延長戦にはいったタイミングでスペシャルをためておき、リスポーン地点付近など安全な場所からヤグラを狙い撃つことで、ほぼ確実にヤグラを奪い返すことが可能だ。
味方が「ハイパープレッサー」を発動してヤグラ上の相手チームを排除したら、ヤグラに上って試合を終わらせよう。
「ハイパープレッサー」を持ったブキを使っている場合、試合の終盤相手チームから非常に狙われやすくなる。とにかくやられないように安全な場所からインクをぬって、スペシャルゲージをため、最後の「ハイパープレッサー」発動に備えよう!
■最後に
次回はガチヤグラでのサブ、スペシャルウェポンの具体的な使い方やオススメのギアについて解説しよう。
そして12月5日には、アップデートで新しいブキが8種類追加されるぞ!そちらのブキも近々紹介する予定なので、楽しみにしておいてほしい。
SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。