〜『デュエル・マスターズ』イラストレーター、lackさんに直撃インタビュー!~
今回は「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」で新たに生まれ変わった「禁断機関 VV-8」をデザインされたlackさんにインタビュー!『デュエル・マスターズ』に参加するきっかけとなったエピソードや初めてデザインされたカードイラストのお話をドドンッと公開!!
——デュエマのカードイラストを描かれるきっかけとなったのはどういう経緯がありましたか?
『デュエル・マスターズ』のアートディレクターさんが新規のイラストレーターさんの募集をしていると知り、子どもの頃に『デュエル・マスターズ』を遊んでいたこともあって、応募しました。それで、ご縁があって参加できました。
——デュエマに参加する前、イラストレーターになったきっかけは?
イラストレーターになろうと思ったのは、大学生の時に初めてデジタル作画に触れたのが原点ですね。
それから、大学卒業後はゲーム会社に勤めていまして、そこでキャラクターデザインをしていました。イラストレーターの仕事を本格的に始めましたのは、会社を出てからです。
なので、イラストレーターとしての一番最初の仕事は、ソーシャルゲームや他のカードゲームのイラストでした。その経験や評判が『デュエル・マスターズ』への参加に繋がったと思います。
——初めてご自身が描かれて、カードになったのはどのカードですか?
イラストとしては「龍覇 ストラス・アイラ」、「熱血剣 グリージーホーン」、「熱血龍 リトルビッグホーン」の3枚です。「熱血剣 グリージーホーン」と「熱血龍 リトルビッグホーン」は両面で1枚のカード「ドラグハート」でした。
「龍覇 ストラス・アイラ」は伊原シゲカツ先生に描いていただいたラフをアートディレクターさんから送っていただき、それをもとにデザインしました。「ポニーテール」、「和装」、「頭に花飾りがついている」、「目が隠れている」と言った特徴を踏まえて描いていきましたね。
それから、こちらは僕がデザインしたラフ画です。
——ラフなのに完成画くらいクオリティが高いじゃないですか!?
会社に勤めていた時の名残で、完成に近いものを作るようにしているんですよ。
それから、「ドラゴンサーガ第1章 龍解ガイギンガ」で出てきたコモンの「龍覇 ストラス・アイラ」以外のバリエーションも描けて楽しかったですね。
「熱血剣 グリージーホーン」は「龍覇 ストラス・アイラ」が持っている剣が元になっていまして、その剣が龍に変身した姿が「熱血龍 リトルビッグホーン」です。これらは僕が一からデザインしましたね。
こちらは、もうひとつ考えていた別バージョンの「熱血龍 リトルビッグホーン」のラフですね。
——これまでデザインされた中で、一番難しかったカードはありますか?
タカヤマトシアキさんのカードをリメイクする時は緊張しました。僕が『デュエル・マスターズ』をしている時から活躍されている方のカードを、改めてデザインさせていただいたわけですから。今こうして、タカヤマさんと同じカードゲームで仕事しているのが、まんがみたいに思えます(笑)。
次回は新規イラストになった「禁断機関 VV-8」について伺っていきます! お楽しみに!!
・名前:lack
・生年月日:1987年9月18日
・出身地:長野
・これまで担当したカード:「禁断機関 VV-8」、「龍覇 ストラス・アイラ」、「暴龍事変 ガイグレン」、「無敵王剣 ギガハート/最強熱血 オウギンガ」など
・好きなカード:「「俺」の頂 ライオネル」
・デュエマファンへ一言!:大人も子どもも男の子も女の子もドラゴンの君も!楽しくデュエマを遊んでくれれば嬉しい限り!