第18回 ガチエリア実践編「打開」と「スペシャルウェポン」
イカ道場師範のSIGUMAだ!
前回に続きガチエリアの実践編だが、今回は相手に奪われてしまったエリアを取り返す「打開」の方法について解説していくぞ。しっかりと読んで、実践に活かしてほしい。
■ガチエリアを相手に確保された場合の「打開」
相手にガチエリアを確保された場合、奪い返すのはなかなか難しい!
ガチエリアは守る場所が決まっているので、エリアを確保した相手チームは全員でエリア周辺をがっちり守備してくるからだ。エリアを確保されているとカウントが進んでいくため、焦って突っ込んでしまいがちだが、無理に一人で戦いに行っても簡単に返り討ちにあってしまう。打開するためには、以下の行動を意識するようにしてみよう。
・味方と一緒にエリアを攻める
ガチエリアを確保した相手は、エリア周辺をチームでガッチリと守っている。そんな場所に一人で突っ込んでも簡単に返り討ちにあってしまうので、「絶対」に一人で突っ込まないようにしよう。
味方の場所を確認し、エリア近くで戦っている味方がいたらフォローに向かおう。
また、リスポーン直後で自分よりも後ろに味方がいる場合は、味方が追いついてくるまで周りを塗ったり、遠くからの射撃やサブウェポンなどで牽制しながら、味方と一緒にエリアを攻めよう。
またエリアに向かう道中に相手が潜伏しているケースがある。相手インクが残っている場合は、相手インクを塗って潜伏がいないかを警戒しつつエリア向かおう
・エリアを塗るか相手を倒すか
ガチエリアを打開するには、ガチエリアをすぐに塗ってエリアを確保するか、相手を倒しに行くかになる。
基本的には守っている相手を倒して、チーム人数の有利を取ることが重要だ。相手を一人でも倒して人数が有利になれば、残りの守備をしている相手を味方と連携して倒しやすくなり、エリアを奪い返すことができる。エリアを塗ることを焦らず、まずは相手チームを倒すことを優先してみよう。
相手のカウントが進み、ノックアウトまで残り10カウントを切っているような場面では、多少強引にでもガチエリアを塗って確保することが最優先だ!この場面で相手を倒そうとしていると時間を稼がれて、そのままノックアウトとなってしまうことがある。
なので、全力でエリアを塗って確保し、相手にペナルティをつけるのが有効だ。一度ペナルティがついてしまえば、再度ペナルティの消費が必要となるため、しばらく時間の猶予ができる。改めてしっかりエリア確保しにいこう。
・スペシャルウェポンを使用する
スペシャルウェポンはエリアの打開の重要な鍵だ。打開時に味方が一人でもスペシャルウェポンを使うことができれば、エリアを奪える可能性が大きくあがるので、打開時はしっかりとスペシャルをためよう。相手がエリアを確保している間は、地面を塗らなくても自動的にスペシャルゲージがたまるので、スペシャルウェポンを発動しやすくなるぞ。
それでも自分のスペシャルがたまるまで時間がかかる場合は、味方のスペシャルのたまり具合をチェックしよう。味方のスペシャルがたまっていたら、スペシャル発動をきっかけに攻撃できるよう準備しておこう。
■打開時のスペシャルウェポンの基本的な使い方
・インクアーマー
エリア近くに味方が集まったタイミングで使用して、一気にエリアを奪いに行こう。最低でも3人にアーマーがつくことを心がけよう。
・ボムピッチャー、アメフラシ
ボムピッチャーはガチエリア内とエリア周辺にバラまくように投げ、エリアの塗りと打開に使おう。アメフラシはガチエリアの中心部に向かって投げ、エリアをアメフラシで塗らせながら、アメを避けて移動した周りの相手プレイヤーを攻撃しよう。
・スーパーチャクチ、イカスフィア、バブルランチャー、ナイスダマ
使えばそれだけでエリアを奪ったり、確保を解除することが可能だ。エリアを塗るか、周りの相手を倒すか、状況によって判断が必要だが、攻撃範囲が広いので迷ったらエリア内で発動、爆発するようにしてみよう。
・ジェットパック、ハイパープレッサー、マルチミサイル
エリアの塗りではなくエリア周りで守備をしている相手を倒して、数的有利を作れるように狙いをつけて使用しよう。
■最後に
ガチエリアについての守備や打開について解説してきたが、いかがだっただろうか?今回解説してきた内容は、すぐに全てを実践できなくても問題はない。記事の内容を意識するだけで徐々に習得できると思うので、ウデマエがなかなか上がらなくても焦らず、楽しみながらガチエリアをプレイしよう!
SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。