【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×かよたそが語る最新アップデート~1~

トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×かよたそ 第1回】

2018年の『RAGE Splatoon2 Extreme』優勝メンバーである、かよたそさんが対談に初登場! 9月14日のアップデートで登場した「ベッチューシリーズ」やステージのデザイン変更についてなど、今回もトッププレーヤーならでの視点による熱い対談をお届けするぞ!

あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレイヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレイヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第3回スプラトゥ-ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」準優勝など。チームLibalent Calamari所属。
  かよたそ
クアッドホッパーとキャンピングシェルターをメインに使用する有名プレーヤー。その卓越したゲームセンスと戦略的な思考はトッププレーヤーの中でも傑出した存在。2018年に開催されたeスポーツイベント「RAGE Splatoon2 Extreme」には、チーム「TASO」として出場。第3回スプラトゥーン甲子園優勝チームの「GG BoyZ」を始めとする強豪を抑え、見事に優勝を果たすなど、その実力は超一流だ。

 

かよたそさんは「敵にいたら理不尽」なプレーヤー!?

――かよたそさんは今回初登場ということで、まずは自己紹介を兼ねてスプラトゥーン歴やメインで使っているブキを教えてください。
かよたそ:スプラトゥーンは『1』が出て少し経ってから始めたので、3年くらいですね。メインで使っているブキはクアッドホッパーと、最近はキャンピングシェルターもよく使っています。実績は2018年の「RAGE Splatoon2 Extreme」優勝(2018年3月21日に幕張メッセで開催されたeスポーツイベント)がいちばん大きいタイトルですかね。
 
――「RAGE」は以前、このガチ対談マッチにも登場してくれたゆっきーさん(https://corocoro-news.jp/359/)と同じチームで出場して優勝されたんですよね。
かよたそ:そうですね。
 
――あとばるさんとかよたそさんは、どういうきっかけで知り合ったのですか?
かよたそ:確か、あとばるが「すごく強いH3リールガンがいるぞ」と有名になったころに、一緒に大会に出たんじゃなかったっけ?
あとばる:覚えてないなあ。
 
――同じチームで出場したんですか?
かよたそ:一緒のチームで大会に出て、そこから何度か大会にまた出るようになって。
 
――一緒のチームを組むきっかけは、別の共通のお知り合いがいて誘った?
かよたそ:だった気がします。ゆっきーが誘っていたんじゃないかな。
あとばる:だいたいそういうのはゆっきーからだよね。
 
――なるほど。そこからお互い認識してというか、絡むようになっていったと。
あとばる:そうですね。

――プレーヤーとしてのお互いの印象について聞かせてください。
あとばる:なんていうんですかね。言語化しづらいんですけど、ホコとかヤグラとかのカウントの押し引きといった考え方がある中で、かよたそさんは『スプラトゥーン』のセンスも天才的だし、その上でちゃんと考えて動けるプレーヤーなので。頭がいいんですよ、この人。
かよたそ:いやいやいや(笑)。
あとばる:僕が「スプラトゥーンが上手い人を3人あげてください」と言われたら、とりあえずかよたそさんは入りますね。
かよたそ:ありがとうございます。
あとばる:ゲーム理解度が高いというんですかね。それでいて対応力もあるので。
 
――味方にいたらすごく信頼できるプレーヤーなんですね。
あとばる:そうですね。逆に敵にいたら理不尽だと思いますね(笑)。
 
――かよたそさんは、あとばるさんに対してはいかがですか?
かよたそ:最初に衝撃だったのは、エイムが本当に機械かと思うくらいよくて。H3リールガンを『1』のころから使っていて、三点バーストを当たり前みたいな感じのエイムで当ててくるので。『2』になってからはなんでも使いこなすし、前線からバックアップまでできちゃうし、なんていうか仕事人……試合の中で仕事しすぎみたいな感じがあります。
あとばる:やったぜ!
かよたそ:打開のときとか、あとばるが起点を作る回数があまりに多くて。あとばる起点で相手を落として、そこから打開がスムーズにいったりとか。逆に抑えのタイミングだと、『1』のころの本当に印象的なシーンがあるんですけど、キンメダイ美術館で細い通路があったんです。そこをテクニカルな動きでジャンプして、三点バーストで相手を何枚か持っていくシーンがあって。そこであとばるがやらなかったら相手は普通に打開できていたのに、あとばるの綺麗な抑えのおかげで相手が打開できずに負けてしまうという。
 
――本当に神がかり的なプレー。
かよたそ:そうですね。要所要所で仕事をしちゃう。
 
――H3リールガンをあそこまで使いこなすって、おそらく当時としてはあまり見られなかったプレースタイルというか。
かよたそ:そうですね。実は『1』のころ、僕もちょっとだけH3リールガンを練習していたんですけど、あとばると対抗戦をやった際に、確かH3のチェリーですかね。自分もあとばるもそれを持って試合したんですけど、本当にボコボコにされて。そのあと、チームメンバーに「俺、もう二度とH3持たんわ」って言った記憶があります(笑)。
 
――心を折らせた(笑)。
かよたそ:はい。それくらい難しいブキです。
 
――いまのあとばるさんは、シューター系ならわりとオールラウンドになんでも使う感じなんですか?
かよたそ:その印象がありますね。
あとばる:そうですね。チームに合わせて一応、ブキを変えているので。個人的にはひとつのブキにこだわった方が強いとは思うんですけど、チームの事情もあるので。ただ、ガチマッチとかだと最近はずっとH3リールガンDを持っていますね。

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