〜『デュエル・マスターズ』イラストレーター、宮本サトルさんに直撃インタビュー！～
最新パック「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」でマスターカード『超機動罠 デンジャデオン』を担当された宮本サトルさんにお話を伺いました。まずは、『デュエル・マスターズ』のお仕事の印象やイラストレーターを志したきっかけから！
——デュエマのカードイラストを描かれるきっかけとなったのはどういう経緯がありましたか？
2016年に『デュエル・マスターズ』公式ＨＰで開催された「デュエマ クリーチャー イラスト コンテスト」で入賞した事がきっかけです。
正直言うと、賞を取ったからといってデュエマの仕事がもらえるとは思っていなかったのですが、賞をいただいたチャンスを逃すわけにはいかないと考え、アートディレクターさんへ連絡をしたんです（笑）。
当時、既にイラストレーターとしては仕事をしていたのですが、自分の中ではイラストの仕事に対する焦りと不安もあり、デュエマの仕事に関わるチャンスを掴みたく、受賞後すぐに自分から動いてしまったんです。するとアートディレクターさんからは「これから連絡するつもりでした」と伝えられ……。
その時は「早まった事をしてしまった～～！！」と焦った記憶があります（笑）。
それがきっかけでデュエマのイラストのお仕事に関わらせていただいています。
—–イラストレーターを志したきっかけは？
最初は漫画家になりたいと思っていたんです。だけど､物語を考えるのがどうしても苦手で……。
将来の進路に悩みながらも高校卒業後、イラストの専門学校に行くことになりました。
僕の学科はリアルイラストレーションの学科だったんですが、「卒業生の仕事紹介」でタカヤマトシアキ先生のデュエル・マスターズのイラストを見つけたんです。
実は、僕、タカヤマ先生と同じ学校の同じ学科出身だったんですよ。
その時に初めて「イラストレーターという道があるのか」と考えるようになりました。
そして卒業後、パソコンを買って独学で勉強をしてイラストレーターとなったんです。
——初めてご自身が描かれて、カードになったのはどのカードですか？
「震炎の影 シェイク・ディール」と「秘薬医 ヴェッセル」です。
この当時はデュエマが「原点回帰」という時期だったと思います。
その少し前や僕がイラストコンテストに参加した時は、デュエマのイラスト全体が「ディティールをしっかり描き込んで、盛って盛って」という感じの雰囲気だったのですが、「秘薬医ヴェッセル」と「震炎の影 シェイク・ディール」のお仕事を受けた時は「シンプルさ」や「わかりやすさ」みたいな物を求められました。
僕自身はどちらかというと描き込んでいったり、盛っていくタイプの絵が得意だったので、依頼内容に苦戦した記憶があります。
書き込みすぎてしまうと「キャラクター性」もなくなってしまうかもしれないし、シンプルでもなくなってしまう……。どこをどの様なバランスで描くか？という事に注意して描かせていただきました。
次回は最新マスターカード「超機動罠 デンジャデオン」のイラストを語っていただきました。どのような制作秘話が出てくるのか、お楽しみに!!
・名前（ペンネーム）：宮本サトル
・生年月日：1988年12月10日
・出身地：千葉県・これまで担当したカード：
秘薬医 ヴェッセル、ソニック･Ⅳ・ワン、
堕魔 グリギャン、DB”ファンク”C-軍 等・好きなカード：ボルシャック・NEX
・デュエマファンへ一言！
「こんにちは!イラストレーターの宮本サトルです！いつもデュエル・マスターズで遊んでいただきありがとうございます！あの小さいカードの中には制作に携わる全ての人の情熱やこだわりといった想いが凄く一杯詰まってると思います。それが伝わるよう、また、よりデュエル･マスターズを盛り上げていけるように頑張りますので沢山沢山遊んでくださいね！」
