超改造で日々のベイライフをよりアツく! ベイ界の第一人者による熱血解説記事でGoシュート!
第14回「激レアベイ・光アマテリオスを改造する!後編」
こんにちは! マスターブレーダー堀川です。今日もベイブレードの改造にはげんでいますか!?
今回は前回に引き継き、激レアベイ「光アマテリオス.α’α.αn」の特集です!! この激レアベイをどう改造で活かすのか!? 実際の組み合わせを公開しましょう!!
■「光アマテリオス」の改造パターンは大きくわけて2つ!!
攻撃参加ができるフレーム<アングル>の存在によって、高さを軸にした2つの考え方があります。
[光アマテリオス改造の考え方1]
全高を上げて、レイヤーのスマッシュ攻撃とフレームの攻撃、両方を狙っていく。
[光アマテリオス改造の考え方2]
全高を下げて、レイヤーのアッパー攻撃をメインに狙っていく。
どちらもメリットがありますので、順番に紹介しましょう!
【改造例1】光アマテリオス.1’α.Xt+
これは「考え方1」の改造です。
高くすることで、連打刃の形状によるスマッシュ攻撃が相手のバランスを崩します。さらにバーストリスクのないフレーム攻撃もできることが利点です。
フレームでの攻撃はレイヤーでの攻撃と違って自身のロックが進まないので、安全に相手を攻撃できるのです。
その考え方から導き出された改造です。
<光アマテリオス><アングル>はそのまま。ディスクに<ワンダッシュ>を採用して持久力を犠牲に攻撃力特化。ドライバーは<エクステンドプラス>の攻撃モードにすることで、高さがありつつ、シュート時の角度でレイヤーも直接ぶつけることができる攻撃寄りのバランス型になります。
ブレーダーの腕によっては相手のタイプを選ばずに有利にバトルを進められる汎用性があります。
【改造例2】光アマテリオス.α’D.Jl
こちらは「考え方2」から導き出された改造です。
レイヤーの形状と機能を確実に活かすべく、ドライバー<ジョルト>で背を低くし、ラバー軸による機動力もプラス。<エアロダッシュ>でスピードも増して、ガンガン相手の懐に潜り込んでアッパー攻撃を狙っていく低姿勢攻撃型としました。
ただせっかく薄い<エアロダッシュ>を使っているので、フレーム<ダガー>を装備しましょう。高い位置で当たるようにセットすることで、わずかながらでもフレーム攻撃ができるようにしてあります。
攻撃がうまく決まれば、相手のタイプや形状に関係なくスタジアムの端まで大きく弾くことができるでしょう。
ただし、この改造の性能を100%発揮するには、自滅しないレベルで強いシュート撃つことが必要になります。ブレーダーの腕が問われるのでぜひ練習して身に付けてほしいです!!
「光アマテリオス.α’α.αn」はレアなだけじゃなく、市販品では難しい、過激な性能を詰め込んだベイです。手に入れられれば、きっと新しい改造の世界を見せてくれるでしょう。
それではまた次回まで3、2、1、ゴーシュート!!
堀川亮(ほりかわ あきら)
マスターブレーダー。2008年、タカラトミー入社。ベイブレードバーストの開発からマーケティングまで、全般を担当。