第9回「サブウェポンの基本-前編」
イカ道場師匠のSIGUMAだ!
前回は自陣塗りの大切さを解説したが、その後のナワバリバトルでも人任せにせずにしっかり自陣を塗っているだろうか?
今までブキについてはオススメを紹介してきたが、サブウェポンについてはまだ話をしておらず具体的な使い方を知りたいという人が多いようだ。そこで今回と次回の2回に渡ってナワバリバトルでの基本的なサブウェポンの使い方について解説しよう。
サブウェポンは相手を倒すことに使うボム系のもの以外にも、センサーを付けたり相手の攻撃を防御するシールドなど様々な特性を持ったものが用意されている。今回はサブウェポンの中でも最も基本的なボムの使い方について解説していこう。
■ボム
ボムの爆発で相手を倒すことのできる最も基本的なサブウェポンだ!全部で5種類のボムがあり爆発の仕方や効果的な使い方が異なる。それぞれの特性にあった使い方を覚えていこう。
【スプラッシュボム】
ボムが地面についてから一定時間たつと爆発する特性を持ったボムだ。普通に投げてもある程度の効果はあるが、相手の足元にすばやく転がすイメージで投げることを意識してみよう。
投げてすぐにボムが地面につくので爆発までの時間が短く、相手の回避が間に合わず倒せる確率がグンと上がるぞ! 目指せボムコロ名人だ。
【キューバンボム】
ボムの底が吸盤になっており、床や壁などにくっついてから爆発するボムだ。くっついてから爆発まで時間がかかるので、相手に向かってそのまま投げても簡単に回避されてしまう。
相手の後ろ側に設置してから攻撃でボムのほうへ誘導したり、障害物などの影に設置してから相手から逃げるようにボムの場所に誘い込んだり、とボムの設置とプラスアルファの動きで倒せる確率が上がるぞ。キューバンボムをもうひとりの味方プレイヤーだと思って戦ってみよう。
【クイックボム】
風船状で、相手や床などに当たるとすぐに爆発する特性のボムだ。直撃すると大ダメージなのでなるべく直撃を狙いたいが、爆風でもダメージを与えることができるので、メインウェポンでダメージを与えてから逃げる相手にとどめの追い討ちとして使うこともできる。
他のボムと違ってすぐに爆発するので、相手に攻撃され足場がなくなった際に足元にクイックボムを投げ、足場を確保してピンチを脱出することにも使えるぞ。
【カーリングボム】
カーリング型のボムが直線状にインクを塗りながら滑っていき、一定時間で爆発する特性を持つ。ナワバリバトルではカーリングボムを流すだけでも塗りを稼げるので、余裕があるときはどんどん相手のインクにカーリングボムを流していこう。
ボムを投げる際にボタンを押す時間によっても爆発するタイミングが変えられるので、相手が近くにいる際は爆発タイミングをずらすのも有効だ。狭い通路であれば、あえて壁にぶつけて軌道を読みづらくする投げ方も強力だぞ。また、タイミングは難しいが、ジャンプしながら投げることでちょっとした段差の上にボムを流すこともできる。
上手く使えば色々な場所にカーリングボムを流すことができるので覚えておきたいテクニックだ。インクに潜ってカーリングボムの後ろについていき相手の背後をつくような動きもできる。イカニンジャと組み合わせると非常に強力だ!
【ロボットボム】
ボムが地面についた瞬間にセンサーが発動し、範囲内にいる相手プレイヤーを追尾していく特性をもっている。追尾する際に音が鳴るため正直に投げると相手にバレてしまうが、交戦中の相手に投げておくとボムに気づかずに倒されてくれる事が多い。バトルが激しい場所には積極的に投げていこう。
また、ロボットボムはインクに潜っている相手も探知するため、相手インクが塗られた場所に投げて、潜伏を見破ることにも使えるぞ。ローラーなど潜伏するブキが相手にいる場合は、積極的にボムを使って潜伏を暴いてやろう。
■最後に
今回解説したように、同じボムでも特性が異なるためしっかりと使い分けることが重要だ。試しに5種類のボムを実践で使ってみた上で自分が使いやすい、得意なボムを見つけて色々な状況で使えるように練習してマスターしていこう!次回はボム以外のサブウェポンの基本的な使い方について解説していくぞ!
SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。