【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第270回 焚火の日(1)


 

寒くなってきたからなあ

 
 リアル世界もあつ森世界もすっかり師走の気配に包まれて、日に日に景色が寒々しくなってきた。
 
 俺は完璧に自宅ワークが板についてきて会社に通っていたときよりも労働時間が長くなっているのだが(苦笑)、仕事部屋(という名のネコ部屋)の暖房器具が足元のパネルヒーターしかなく、日々極寒の環境でカタカタと震える指でカタカタとキーボードを打っているのである(苦笑)。
 
 しかも、唯一の暖房であるパネルヒーターも、飼い猫No.2のステラが、
 
 「ここ、こいつがいるとあったかくなんねん。ちってんねんε=(・ω´・#)
 
 と完全にロックオンしていて、俺が仕事を始めた瞬間に中で↓こんなことになってしまう。
 

 
 ちょっと……www どんだけ寝相悪いねんwww これじゃあまったく足が出せないんですけどーーー!!!(((( ;゚д゚)))
 
 けっきょく、足元も指先もカチコチに凍えたまま、黙々と原稿を書いている次第……w いま頼りなのは手首に巻き付けた使い捨てカイロだけなんだけど(泣ける)、果たしてこれで、冬を越すことができるのだろうか……?
 
 一方のあつ森世界も、我が仕事場と変わらぬくらい冬が忍び寄ってきている。今回は、そんな風景を紹介したいと思います。
 

焚火の思い出

 
 じつはこの原稿を書いているのは12月11日で、すでに我がルナステラ島は“初積雪”を記録している。
 
 ↓こんな感じで^^
 

 
 うひょーーーー!!!www 積もったねええええ!!!www
 
 積雪の予感がして、朝の5時に『あつ森』を起動しちまったよw
 
 それにしても、画面が白くなっただけなのに、なんでこんなに新鮮な気持ちに満たされているんだろうw なんかもう、新しい島で新しい生活が始まったくらいの勢いでそこら中を駆け巡り、スクショを撮りまくっているんだけどww
 

 
 でも……今回の記事は初積雪のちょっと前の出来事なので、雪に関するアレコレはまた稿を改めて綴りたいと思います^^
 
 とはいえ積雪の気配は、12月に入ってから毎日のように漂ってきていたのだ。
 
 ↓こんな感じで。
 

 
 チラチラと白いものが舞う日が増えてきて、住民たちにも長き極寒生活に向かう覚悟のようなものが見え隠れし始めている気がした(たぶん気のせい)。
 
 そんな、ある夜のこと。
 
 この日も昼間は風花が舞い、できることなら家に籠って、熱いコーヒーとポテチを友にゲームにでも興じていたい……そんなことを思わせる1日だった。それでも、
 
 「ちょっとは外に出て、歩かないとな。ここのところ、1日の総歩数が80歩くらいになってたし……」
 
 現実の憂いとゲーム世界の出来事をごちゃ混ぜにしながら、そんなことを考える。そして、テクテクと広場に歩みを進めると……!
 

 
 その、あまりにもシュールな光景に、俺は一瞬言葉を失った。
 
 「!!?www」
 
 案内所の真ん前に……火が付けられている……w
 
 これ、好意的に見れば“焚火”なんだろうけど、場所とシチュエーションを考えたら……ヘタすりゃ“放火”なのではなかろうか!!!?w しかも、石畳の上に直火だし!!w よく消えねえなあオイ!!w
 
 とはいえ、である。
 
 じつは俺、小学校高学年のころから無類の焚火好きで、当時は毎日のように河原に行っては小枝や流木を集めて焚火を作り、釣ったり、手づかみで捕まえた魚(『あつ森』にもいるウグイや渓流魚ね)を焼いておやつ替わりに食ったりしていたのだ。この焚火好きな性質は大人になっても変わらず、いまでは数年に一度くらいになっちゃったけど当時の幼馴染とバイクを飛ばして田舎の河原に行き、酒を飲みながらひたすら火を見つめる……という浮世離れしたレジャーを楽しんだりしている。
 
 ……そう、焚火はいいのだ。
 
 あったかいし、キレイだし、パチパチと爆ぜる音を聞きながら火を見つめているだけで日ごろのストレスが浄化される気がしてくるし……。
 
 なので、
 
 「こんな目抜き通りに、誰が火を……w」
 
 と若干苦笑いをしながらも、↓こういうことになりました。
 

 
 やっぱり焚火があると、座り込んじゃうよねぇぇえええ!!!w
 
 ここに、1杯のウイスキーと焚火で直に焼いたベーコン、数切れのチーズなんかがあったら言うことないのに……。
 
 近年、ソロキャンプが流行りだそうで、多くの人がキャンプ場やら人里離れた海や川に出向いて焚火を見つめているんだろうけど、まさに上のスクショのような風景が展開しているんだろうなぁ……! いいなぁ……! でも俺、オバケが怖いから、どうしてもソロでは行けないんだよねぇ……w
 
 そんな、ポツンと灯った焚火にしばらくあたり、満足したところで再び島のパトロールに出たんだけどね。
 
 数分後、
 
 「あの焚火、まだあるよね^^」
 
 すっかり味をしめて広場の焚火のところに戻ったら……!
 
 そこには、じつに意外でステキな風景が広がっていたんだけど……長くなりそうなので、続きは次回!
 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo

『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌のバックナンバーは次のページへ!!