テイワットの歩き方
テイワット大陸の各地に配置されたガーディアンたちとの戦いが続いている。
……いや、無理に戦わずにスルーを決め込み、テイワットの草原をランララランと鼻歌交じりに散歩しているだけでも問題ないんだけど。それで十分に楽しいしさw
俺がオープンワールド系のゲームが好きな理由って、こうやって大した目的もないのにフラフラしているだけで満足感が得られ、結果、
「ふうw 今日も大冒険しちまったぜww」
と、何もしてないくせに“冒険した気”だけが満たされて、イコール“仕事した気”にもさせてくれるからなのである。
そういう意味では『原神』ほど、その欲求を刺激してくれるゲームもないのだが……やっぱり目新しいモノと出会ってしまうとどうしても、
「立ち塞がるってんなら……相手をしないわけにもいくまい」
と、妙なやる気が出てきて対抗したくなっちゃうから始末が悪い。それがどれくらいの強さなのかわからないくせに、ちょっと挑みたくなっちゃうからな!!w
元素植物との邂逅
で、前回の続きである。
雷元素の眷属・無相の雷、氷元素の眷属・急凍樹を立て続けに撃破し、“ガーディアンキラー”と化した俺たちの前に現れたのが……!
火を司る“元素植物”、爆炎樹である。
『原神』は中国発のゲームということもあって、漢字を使ったかっちょいい固有名詞がたくさん登場する。……まあ、その7割くらいがまともに読めず、記事にするときに困惑することも多いんだけど、なかでもこの、
“元素植物”
ってのは、じつにキャッチーですばらしいと思ったね。こういう、誰もが知っている単語の組み合わせが化学反応を起こし、ひとつの新しい固有名詞が生まれるのって、モノ書きを生業としているものからすると、感動というかうらやまというか妬ましいというか……w 創作物を書くとき、こっそり使おうかと思ったねw
そんな元素植物・爆炎樹の説明がカットインで入ったんだけど、↓こんな感じになっている。
注目してほしいのが2行目の最後のほう、
“根元に炎元素のコアみたいなある果実が実っている”
炎元素のコアみたいなww
この、あまり確信が持てず、自信なさげにリポートするニュアンスが個人的にめちゃくちゃツボで膝を叩いてしまったよw
「うーーーん、たぶん炎元素のコアだと思うんだけど、ちょっと研究が進んでいなくて確証が持てないんですよねぇ……。いや、おそらく合ってます! 合ってると思うんだけど、うーーーん!!」
こういった人間味があるところ、すごく好きです『原神』のテキストw
こんな、どこか憎めない爆炎樹との戦端を開く。
とりあえずのメンバーは、
・バーバラ(水)
・主人公(風)
・ガイア(氷)
・刻晴(雷)
この4名。
爆炎樹は思いっきり火の怪物なので、スキルを使って攻撃するだけでいい感じの元素反応が生まれそうなキャラが揃っているかな……。テキトーにキャラを回しながら攻撃し、体力を減らされたらバーバラに登場願って回復スキルを使ってもらう。この立ち回りで……どうにか追い詰めてくれようか!
さて、結果は……?
次回、決着!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『原神』公式サイト:
https://genshin.mihoyo.com/ja/
※ゲーム画面はPS4ソフト『原神』のものです。
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