【原神プレイ日記】角満の『原神』大紀行:第32話 “無相の雷”との激闘(4)


 

決着をつけろ!

 
 キャラを成長させ、つぎの世界へ進むためには避けて通れない強敵のひとり、“無相の雷”との激闘も、ついにフィナーレである。
 

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 前回の日記で書いたが、我が角満アーミーズは雷元素の刻晴ちゃん頼りの布陣でこれまで戦ってきたので、同じ雷元素の無相の雷はことのほか相性の悪い相手だった。なぜならメインアタッカーの刻晴の攻撃が、まともに通用しないから……。
 

 
 「ちょ、ちょっと! どーするの!? あたしの回復じゃ追いつかないよぉ!」
 
 と回復娘のバーバラが嘆けば、
 
 「む、無茶です>< 私の防御スキルでも、あの紫のカミナリは……!」
 
 堅い岩女(魚のイワナじゃないぞw)のノエルも泣き言をいう。
 
 でもこのへん、それぞれの人となりをまだ理解しきっていないので、発言のニュアンスははなはだテキトーである(苦笑)。でもそんな苦情を言いたくなるくらいには、この無相の雷に追い詰められていたと思うよ。
 
 でもそんな中、
 
 「アイヤーーー!!!ww 意外と効くあるよ私の攻撃!!w グゥオパァー!! やっちゃうアルよーーー!!!
 
 と、ひとりで気を吐き、窮地に追いやられつつあったパーティーを救ってくれたのが……!
 

 
 誰あろう、炎の鉄筋娘・香菱だったのである!!
 

激闘、終焉

 
 香菱の火元素の攻撃は、思いのほかよく効いた。
 
 でも考えてみたらそれもそのはずで、いつも香菱は刻晴ちゃんと組んで、
 
 ×
 
 の元素反応が生み出す“過負荷”を以て、カチコチの盾ヒルチャールや遺跡守衛もきりきり舞いさせているのである。
 
 そう、この闘技場ではつねに、過負荷を発生させうるべき最高の触媒“無相の雷”が鎮座しているのだ。こいつを利用し、少しずつヤツの体力を削っていければ、あるいは……!
 

 
 しかし、東の岬に棲まう中ボスは、そんなナマナカな相手ではなかった。
 
 続々とくり出してくるんだよ……!!
 
 かつて見たことがなかった、多彩かつ強烈な攻撃をッ!!!
 
 立方体を分裂させて、押し寄せる波のような文字通りの“波状攻撃”を仕掛けてきたり……!
 

 
 射程が異常に広い回転するレーザーを放ってきたり……!
 

 
 こちらを雷のカゴの中に閉じ込め、上空から尋常じゃない電撃を浴びせてきたり……!!
 

 
 これだけ紹介しても、この変幻自在な怪物の攻撃の一端にすぎない。いったいどんな科学力を以てすれば、こんなバケモノを作ることができるんだ……。
 
 それでも、仲間を信じて攻撃と回復をくり返し、さしもの無相の雷の体力も……!
 

 
 「!!!! 目に見えて、ヤツのHPが減ってきた!!!!」
 
 この怪物と対峙して以来、初めて込み上げてきたその気持ち……! 思わず、想いが口を突いて出た。
 
 「いける!!! 俺たちのほうが強いんだ!!!
 
 そして--。
 
 その後もくり返された無相の雷の攻撃をなんとかしのぎ切り、
 


 
 ついに、無尽蔵と思われたヤツの体力も……!!
 

 
 鉄壁の雷神はついに力尽き、我々の前から……!!!
 

 
 その日最大の咆哮が、さいたま市の夜空に轟いた。
 
 「やったぁぁぁぁああああ!!!! 無相の雷、撃破したぞぉぉおおおお!!!!!」
 
 そして、お目当てだった報酬も……!
 


 
 刻晴ちゃんの上限突破素材、雷光のプリズムもしっかりいただきましたあああああ!!!www
 
 こうして、長時間にわたる無相の雷との激闘は幕を閉じた。
 
 でもこういった番人が……各地に配備されているんだよなテイワット大陸って(((( ;゚Д゚))) さて、これからどうしてくれようか……w
 
 続く!
 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『原神』公式サイト:
https://genshin.mihoyo.com/ja/

※ゲーム画面はPS4ソフト『原神』のものです。
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