【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第223回 さらば、古墳


 

でもその前に……

 
 本題に入る前に、書いておかねばならないことがある。
 
 ……という書き出しで前回は、前フリのテキストだけでコラム1本分を余裕で超える分量になってしまい、最終的に、
 
 “本題を書かない”
 
 という前代未聞のプレイ日記になってしまった。
 
 なので、もしかすると今回も……と一瞬考えてしまったが、さすがにそれだと全国から、
 
 「おいこら!! なに味占めてんねん!! キチンとメインの話を書けや!!!(怒)
 
 という怒りの鬼人乱舞が飛んできそうなので手短にまとめる。
 
 さっき気付いたのだが、前回の日記って……連載回数“222”回という、稀に見る(?)キリ番だったんだな!!w いやあ、これはスゴイ。間違いなく、プレイ日記の連載スピードで世界記録樹立だと思うわ。まあ、222という数字に深い意味はないんだけど、こういうキリ番を迎えるたびに、
 
 「俺……わりとがんばってるよな!!
 
 と思えるので、書き手としては小さくない出来事なのですw この調子で、つぎの区切りまで踏ん張ろう。
 

イベント会場を確保せよ

 
 さて、10月らしい時事ネタの続きを書こう。
 
 前々回の日記で、ルナステラ島の住人から季節限定のハロウィン用DIYレシピを集めている……と書いた。
 
 まだまだコンプリートには達していないと思うんだけど、ぼちぼちそれらしいアイテムを作ったり、買ったりして、島を彩っていかないといけないかな……と思うようになり始めたよ。
 
 だって10月15日の段階だと、我が島に置かれているハロウィンっぽいグッズって↓これくらいしかなかったんですもの。
 

 
 すっくなwwww そりゃアセロラも、深刻なフキダシを出して彷徨うわな^^;;
 
 とは言いつつも、
 
 「それも……やむを得ないかなあ……^^;」
 
 そう思わないでもないのだ。というのも、何度もお伝えしてきた通り、まだ開拓に着手する前のルナステラ島は全体的に↓こういうことになっているから。
 

 
 わっさ~~~~ん……www
 
 1マスたりとも隙間がないほど植物に支配されている(苦笑)。マジでこのへん、除草剤を撒かせてくれやぁぁああああ!!!ww
 
 ハロウィンのアイテムを置けないどころか、風船のプレゼントを落とす場所もほぼないというね。どこで撃墜してもプレゼントは花に吸い込まれ、異次元の彼方に消えてしまう恐るべき島……。もうルナステラ島全体が、バミューダトライアングルみたいになっている気がするわ……w
 
 こんな状態なので、ハロウィンのアイテムでデコレーションしたいと思っても、まず土地を確保しないことには始まらないことがわかった。まもなく島のすべてを更地にする計画だけど、それをやり始めるとハロウィンは荒地で迎えることになりそうなので、緊急避難的にイベント会場だけ確保することに決めました。
 
 とはいえ、そんな土地があるのなら苦労しないわけで……。
 
 植物が氾濫するこの島でまとまった区画を確保するには……それなりに血を流さないといけないんだよな。
 
 というわけで!
 
 俺は“ある場所”に目を付けて、泣く泣くそこを潰すことにしたのであった。
 

観光名所、消失す

 
 俺が目をつけた場所とは……↓こちらであります!
 

 
 ……そう!! ルナステラ島きっての観光名所、“古墳”であります!! もう、広い土地がここくらいしかないので、涙を飲んで埋め立てることに……><
 
 いやしかし、大した名所じゃなかったけど、初めて島クリエイターで作った施設(?)なので、埋めてしまうのは惜しい気が……。そのうち更地にする予定とはいえ、ここから潰すのか……><
 
 一念発起して島クリエイターのスコップを持ち、土を盛り上げて古墳を作った5月の情景がよみがえる……。
 

 
 飾り気のないエアーズロックの中心をくり抜き、
 

 
 池ができたときのヨロコビたるや……。さらに、
 

 
 ふいに魚影が現れ、
 
 「おおお、俺が作った池に、命が宿った!!!!><」
 
 大喜びで釣り上げた(釣ったのかよ)ときの快感が忘れられないわ……。
 
 でも……。
 
 島の発展のために、思い出の古墳を整理しよう。ここを埋め立てて、ハロウィン用のイベントスペースを確保するんだ><
 
 そして実際、埋め立てました。
 

 
 古墳を彩っていた花を引っこ抜き……。
 

 
 池にも土砂を入れて消していく……。嗚呼……>< せっかくルナステラ島の釣りスポットとして定着していたのに……。
 
 さらに、
 

 
 若干ながら盛り土をして土地を広げ、
 
 「いいねいいね!!w もっとやろう!!!」
 
 気が付けば興に乗って、
 

 
 地面を石畳風に加工していった。“ハロウィンぽさ”ってのがどういうものなのか皆目見当がつかなかったが、これをベースにデコレートしていこうじゃないですか!!w
 
 古墳消失のショックなどどこへやら、新たな土地を飾ることにモチベーションを見いだした俺は、ルナステラ島始まって以来の“あること”をすべく、久しぶりに案内所へと足を運ぶのだった。
 
 続く!
 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo

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