ミニ四駆ジャパンカップ レーサー達をアッと言わせた驚愕のサーキット伝説 番外編

初代ファイター突然のお別れ!! そして新ファイターが!!!!

今回は番外編!! 1995年のジャパンカップ最終日、驚愕のファイター交代ドラマを大紹介!! 第一次ミニ四駆ブームからずっとジャパンカップを盛り上げてくれたミニ四ファイターが、突然レース場でファンのみんなに別れを告げた!!! ええっ、そんなのアリ!?

爆発的なミニ四駆人気が巻き起こり、動員数は前年の5倍に!!


さて、1995年のジャパンカップとは、どんな大会だったのだろう!? 前年にコロコロで『レッツ&ゴー!!』の連載が始まったのをきっかけに第二次ミニ四駆ブームがスタート!! 1995年のジャパンカップ会場に詰めかけたミニ四駆ファンの数は、前の年(1994年)の1万9600人から約5倍の10万1500人と一気に増大した!!


マグナムセイバー、ソニックセイバー、トライダガーXがサーキットで大活躍!!! フルカウルミニ四駆の時代がやって来た!!!


会場でミニ四駆ファンの心をグッとつかみ、ジャパンカップを守り立ててくれたのは、この男!! ミニ四ファイターだ!!!

爆笑のステージ、そして大熱狂のレース!!


1995年8月、ジャパンカップ最終日の東京大会。東京・日本橋三越の屋上に、この日のための特設会場が設けられた。ファイターはサーキットのまわりを端から端まで駆けまわってレースの状況を実況中継!!!


ステージには『レッツ&ゴー!!』の作者、こしたてつひろ先生も登場。出場選手達に声援を送ったよ!! 「優勝めざして、みんなガンバレッ!!!!」

そして、ファイターのみごとな進行で大会は着々と進み、この年のジャパンカップは無事終了!! 選手のみんな、お疲れさまー!!!

レース終了後ファイターが突然の告白!! いったい何が!?


「今日限りで、ミニ四ファイターを引退しますっ!!」
優勝選手の表彰式を終えた後、ふたたびステージに現われたファイターが、神妙な面持ちで会場のファンに向かって語り始めた。この告白に会場のファンは驚愕!!!! ファイターをやめるなんて、信じられないぜ!! しかし、ファイターの決心は超堅かった!!!


そしてファイターは、自分に代わる新しいファイターとして、ひとりの男を指名。ひと夏の汗をた〜っぷりと吸い込んだヘアバンドをその男に手渡した!!!


あああっ!! 見覚えのある顔!! ほらほらほら、レース中にスタートのアシスタントをしていたスタッフさんじゃないか!!! 彼が二代目ミニ四ファイターになったんだね!!


ミニ四駆ファンの頼れるアニキ、初代ミニ四ファイターは、こうしてファンの前から姿を消していった……。ファイター!! 真夏の熱いレースをありがとう!! たくさんの思い出をありがとう!! ずっとずっと、オレたちは忘れないぜ!!!!!

ちなみに、ジャパンカップ30年の歴史については、下のタミヤのサイトでまとめられているので興味がある人はチェックしよう!

http://www.tamiya.com/japan/mini4wd/mini4news_01

次回は9/30(土)更新!!