9月17日の秘密
昨日、9月17日はとんでもない1日だったな。
ゲーム業界で1年に1回あるかないかの、新情報がまるでムクドリの群れのように押し寄せてきた日……。
「ナンダナンダ!! どーしたんだ!!!?」
と、わけのわからぬうちにトリ(情報)の大群に飲み込まれて、
「……ま、いいかもう」
そう言ってあきらめの境地に達してしまった人が、世の中に1000人くらいはいたのではなかろうか(苦笑)。
ナゼこれほどまでにデカい発表が、9月17日に相次いだのか?
考えられる理由は……やっぱりひとつしかないな。それは……!!
9月17日が、大塚角満の誕生日だったから!!!
これに尽きるね。
……いま全国津々浦々から怒りの竜撃砲が飛んできた気がしたが(時事ネタ)、まあ聞いてくれよ。
じつは毎年この時期は東京ゲームショウが開かれているため、俺の誕生日は幕張メッセ周辺で仲のいい有名ゲームクリエイターたちに祝われることが恒例となっていた。それが今年はできなかったので……もしかしたら、「新情報のプレゼントだよ!」ってことで、9月17日にいろいろな発表がぶつけられたのではなかろうか!!?
そんな幸せな脳ミソのまま、今日の『あつ森』日記に突入するw
ももこ、ワープの謎
そう、昨日は俺の誕生日で、『あつ森』内でも各所でアニバーサリーな出来事があったのだよ。そのさわりの部分だけ前回の日記で書いたので、ぜひご覧あれ。
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穏やかで優しく、ステキな雰囲気に満ちたすばらしい1日だったのだが、じつは……要所要所で、
「……ん??www」
と思うシーンにも遭遇したので、ちょっとそれを紹介していきたい。
まず、ルナステラ島の役職者の反応なのだが、前回の日記で案内所のたぬきちが、
俺の誕生日など1ミリも眼中になく、相変わらず金儲けのことしか考えていないと糾弾したが、そういった対応は何もこのタヌキだけではなかったのだよ……。
いつもひいきにしてやっている博物館のフータは……。
くぅぅぅ!!>< ふだん、生き物のことしか考えていない学者バカは、やっぱり他人のことなんて頭にないのか!!><
じゃあいいよ。
フータ以上に接触機会の多いタヌキ商店の兄弟だったら、きっと誕生日様を歓待してくれるだろう。ちと、店の閉まりかけの時間になっちゃったけど……今日は大目に見てくれるに違いない。
さっそく、タヌキ商店を訪れたところ……。
……って、やっぱり追い出すんかい!!!www
このほか、エイブルシスターズの姉妹にも話し掛けたけど、俺の誕生日には一瞬たりとも触れず……。なんだか……露骨にその話題を避けているみたいで、ちょっと悲しいんですけど!!w
そんなエイブルシスターズの中で、住人のももこと出会った。
「あ、ももこだ! 彼女はきっと、お祝いのひと言をかけてくれるだろうな^^」
そんな打算のもとに声を掛けると……。
ううう……ww も、ももこも何もナシかい……。いくらショッピング中とはいえ、ひと言くらいくれても……。
打ちひしがれて、外に出た俺。
そのままフラフラと彷徨うようにルナステラ島を歩いていると……遠くに、いま別れたばかりのももこの家が見えてきた。
でも……おかしいな。
ももこの家、電気がついてるぞ。俺はエイブルシスターズを出てから、ももこの家までの最短距離を歩いてきたので、彼女に抜かれたということは絶対にない。
てことは……!
もしや、ももこの家に泥棒が!!?
慌てて家に飛び込むと、そこには……w
!!!?!!?w も、ももこいたああああ!!!www しかも、誕生日のお祝いコメントをしてくれてるよぉぉおおお!!!w
いやしかし、どうやって俺を追い抜いたんだももこwww そんな気配はなかったし、物理的にも不可能なような……。
でも思うに、ももこはエイブルシスターズで俺に会ったときに、
「しまった!! ここで会っちゃった!!」
と大いに焦ったのだろう。プレゼントを用意してあるのは自宅なのに、こんなところで……と。そこで、俺が店を出たのを見て瞬時に飛び出し、光の速さでダッシュして家に戻ったのでは……。そう思って見ると、なんとなくももこの息が「はぁはぁ……」と荒くなっている気がするし……w
なんにしても俺はももこの対応に満足し、再びホクホク顔になって広場に向かったのだった。
すると……。
「あ、1ごうだ^^」
数いる住民の中でも、トップクラスに仲のいい1ごう。そういえば今日は、まだ話していなかったな。
「よしよし。1ごうにも、俺の誕生日を祝ってもらおう^^」
ニコニコと接近し、躊躇なく話し掛けたところ……!
……って、アップルの前に、いまこの瞬間が俺の誕生日なんですけどぉぉぉおおおお!!!!(怒)
おとぼけ1ごうに打ちのめされて、誕生日の夜は更けていったのでした……w
そんな1日を象徴する、記念の1枚がこちら。
なんだかんだ、楽しい誕生日でした!
続く!
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
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