流浪の民を訪ねて
当ブログの第53、54回目で、我がルナステラ島の体育会系住人、“牛バイキング”ことノルマンのことを書いた
【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第53回 流浪のノルマン(1) | |
【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第54回流浪のノルマン(2) |
離島ツアーでスカウトしたわけでもなく、キャンプサイトにやってきたわけでもない、本当にフラリと現れてそのまま住みついてしまった外来生物みたいな存在だったので、俺はこの居住を嘆いた。引っ越してきてそうそうナンだったが、
「ノルマン……早く旅立ってくれないかなぁ……」
と思うほどに。
でも、その思いが通じたのか俺が態度に表してしまったのかわからんが、なんとノルマンはたったの2日でルナステラ島を離脱。引っ越し段ボールを解くヒマもないほどの電光石火で、海の向こうに消えていったのであった。
そんなノルマンが同僚のたっちーの島に現れた……と書いたのが、当ブログの54回目だ。かわいいどうぶつがやってくるのを待っていたたっちーは、この来訪に激怒。
「オメーの島の巨獣が、ウチに来ちまったやんけ!! どうしてくれんねん!!!」
と、日々プリプリしていたのである。
とはいえ……。
それは本当に、ウチから旅立ったノルマンなのだろうか?
じつはそれを確認するために、たっちーの“とみおか島”に赴いてノルマンと話そうと思ったことがあるのだが、
なんと、面会謝絶……((((;゚Д゚)))
えええ……。『あつ森』って、そんな生々しいシステムを搭載していたの……? これは……引きこもっているのか?? それとも、ピンポイントで俺のことを排除しようとしているのか……?
仕方ないので、手持ちのアレキサンドラトリバネアゲハをたっちーに見せびらかして、すごすごと帰島するハメになった。
そして後日、たっちーが確認したところによるとノルマンは家の中で風邪を引いていて、他島から来た俺は家の中に入れなかったよう。このへんの顛末も、第54回の日記にあるので興味のある方はぜひ。
無言の寄付
さて前置きが長くなってしまったが、いつまでもたっちーが、
「おい! ノルマン引き取れや!! キサマんちの牛やろ!! 家を1軒空けて、ジュンかリリアンを招きたいねんこちとら!!」
とうるさいので、
「それはウチのノルマンじゃねえ!! “ネオノルマン”だ!!」
ってことを証明するために、再びとみおか島を訪れることにした。たっちーによるとすでにノルマンの風邪は完治し、ふつうに島内をウロついているらしい。
さあさあ、どちらが正しいのかな?
緊張の答え合わせの前に、とりあえず手持ちのキンギョをたっちーに見せびらかす。
見せびらかすときの「ででーーーん!!」っていうドヤ音が、たまらなく好きなんだよねえww
満足したところでさっそく、ノルマンの家に向かう。
カーテンは……開いている。つまり、“在宅中”ってことだ。
「は、入るぞ……」
震え声で俺が言う。
「うむ……。そしてそのまま、連れ帰ってくれ」
たっちーが冷たい声で返した。
緊張の一瞬……。
ノルマンに話し掛けると……!!
((((;゚Д゚)))
まるで……過去に会ったことがあるかのようなノルマンの発言!!(いやそうだろ)
でも……まだわからんぞ!! もしかしたらべつの“かどまん”って人の島からやってきたノルマンかもしれんし!!!
そんな、ありもしないことに一縷の望みを賭けてノルマンとの会話を続けると……!
やっぱりウチの島のノルマンだったぁぁああああ!!!www
まあでも、「そうかもしれんな……w」とは思っていたんだよね^^; 『どうぶつの森』のどうぶつたちって、昔からフレンド間で行き来することが多かったし……w
「おい、どうやった?? やっぱりキサマの島のノルマンやったろ!??」
詰め寄るたっちーの質問には答えず、俺はそそくさと建設中の橋のたもとに直行。
そして、
無言で50000ベルの大枚を寄付し、
「ほ、ほな、帰ります^^;」
逃げるように、とみおか島を後にしたのだった……w
おしまい……w
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌バックナンバー | |