家のローンを組んだなら
皆さん、開拓の運営資金は間に合っていますか? 案内所のタヌキ親父に多額のローンを吹っ掛けられて、
「あうあうあう!!>< あああ、あうあうあう!!!><」
と、右往左往されている方も少なくないんじゃないですか!?
だってこの親父、↓こんなことを言ってくるんですよ?
((((;゚Д゚)))
ごごご、ごじゅうよんまんはっせんベルぅぅううう!!?!
こ、この悪徳不動産屋め……。島に1軒しか住宅業者がないからって、暴利をむさぼりやがってからに!! これだから独占販売はダメなんだ!!>< もっとほかの事業者も参入してよ! キツネ住宅販売とかさあ!!><
と、しばらく詮無いことでわめいていたわけだが、俺が泣こうが喚こうが痛風の発作を起こそうが状況は変わってくれない。
「金を払うのがイヤなら、家の改築はあきらめてだなも^^」
と言われるのが関の山だ。……この信楽焼のオヤジめ!! タヌキかよ!!!(タヌキだよ)
ベルをどうやって集めるか?
けっきょく、ゲームを進めるにはマイホームの改築は必須条件みたいなものなので、イヤイヤながらもローンを組むことに。となれば、一刻も早くタヌキ親父に金を払ってしまいたいんだけど……さすがに54万8000ベルともなると簡単には集まらないものだ。
ここで読者の皆さんに質問なのだが、ふだんどうやってベルを稼いでいますか?
俺が思いつく限りだと、もっとも簡単なのは虫や魚を売ること。
釣っては売って、捕まえては売って……のくり返しになるが、なんだかんだもっともポピュラーな方法はコレなような気がする。モノによっては……たとえばタランチュラは8000ベルで買い取ってもらえるし、最近よく獲れるヨナグニサン(デカい蛾ね)ですら3000ベルの高値だ。
これに付随して、“化石を売る”ってのも常套手段だよね。
化石は『どうぶつの森』の1作目から、高額売買アイテムの代表であった。この化石によって、ローン地獄から解放されたという人も少なくないに違いない。俺も化石のおかげで、大いに助けられてきたひとりだ。
さらに! 『あつ森』には、ひと手間かかる資金調達手段として、“高価買取”というシステムもある。
タヌキ商店では毎日1品、DIYで作れるアイテムを通常の2倍の価格で買い取ってくれるので、うまく利用すると莫大な利益を生む……可能性がある。
DIYで制作する工数と、素材となる木や石の消費を天秤にかけたら利益率はどれくらいになるのか……と、ついつい編集長気分で予算建てをしたくなるが、上手に活用すればかなりベルが潤うんじゃないかと思っている。
そして--。
もうひとつ、『どうぶつの森』シリーズで連綿と受け継がれている、伝統的な“資産運用方法”というものがある。
それが……“カブ”取引だ。
カブを極めよ!
カブは、文字通り“野菜の”カブである。
ニューヨークのウォールストリートや東京証券取引所で売買される“株”ではない。
でも……やっていることを見ると“カブ=株”なので、そこに齟齬はない。何を書いているのかよくわからなくなってきたからまとめるが、要するにカブとは株のことである。
カブは毎週日曜の午前中に、“ウリ”というイノシシが販売に来る。
話を聞くと……。
ふむふむ。
株と同様にカブも、日によって値段が変化するので、“安く買い、高く売り抜ける”ということができれば、莫大な利益が発生するということだ!
しかし、問題がひとつ。カブは株と違って(ややこしいな!)ナマモノなので、1週間後には完全に腐って価格が暴落するという。
リアルな株だったら、値上がりするまで塩漬け(長期保有)にするのもアリだろうけど、『あつ森』のカブでは1週間が限界ってことだ。
でも……ローン地獄から脱するには、もしかしたらカブの運用がもっとも手っ取り早いのかも!!?
ということで、手始めにとちょっとだけ購入しました。
はてさて、俺はどれくらいで売り抜けることができるのかな……?
続く。
大塚角満の『あつ森』おもしろガイドも更新中
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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