みんなで年表を作り上げよう!
コロコロに関するキミの思い出コメントや
秘蔵のふろく品&ホビーなどを
「#コロコロ500号」を付けてつぶやくのだ!
創刊から40年。子供たちがマンガやホビーを楽しむ姿は今も変わりません。しかしホビーに関わる技術は進化し続けます。ホビーが進化すれば、子供たちの興味も変化します。もっと高度な、もっと便利な物へと。さらに、この時代の読者はデジタルネイティブ。物心ついたときにはすでに家にネット環境がある、ユーチューブやSNSなどのネットサービスも普及している、スマートフォンだって身近なもの。
そんな世代の読者にコロコロは、どんな作品をどう展開していくのか……? ラストとなる今回は2017年から現在2019年までを振り返ります。500号チェック!!
2017年(平成29年)第465号~第476号
■トピックス:40周年記念はコラボ盛り!!
これまでもいろんな記念イベントがありましたが、この40周年イヤーはコラボレーション企画が目立ちます。まずは岡崎体育の書き下ろし曲「コロコロ40周年のうた」(アルバム「OT WORKS」収録)。この曲は次世代ワールドホビーフェア’17 Summerで初披露され、翌2018年にはPS4ソフト「太鼓の達人」(バンダイナムコ)でも期間限定で配信が行われました。コロコロの歴史を記事にした「コロコロコミック40周年新聞」は日刊スポーツとのコラボで、472号ぶんの全表紙が並ぶ圧巻の特大ポスターが特別付録されています。
そして、サンリオとのコラボ。「ゲームセンターあらし」「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」「でんぢゃらすじーさん」「ケシカスくん」など新旧コロコロ人気キャラがファンシーキャラに大変身! 東京駅の東京キャラストリート内に「40周年ダヨ!! 全員集合コロコロステーション」が期間限定でオープンされ、激カワなコロコロキャラグッズが販売されました。
■主な人気マンガ
1月号~「スナックワールド」萬屋不死身之介、「パスカワールド特別編」永井ゆうじ(読切)
3月号~「デュエル・マスターズ」松本しげのぶ
4月号~「なんと!でんじゃらすじーさん」曽山一寿、「フューチャーカード バディファイト特別編」田村光久、「NEW電波人間のRPG」まえだくん、「よ!大統領トラップくん」コーヘー
5月号~「ドラえもん物語~藤子・F・不二雄先生の背中~」むぎわらしんたろう、「劇場版ポケットモンスター キミにきめた」河本けもん、「ダッシュで送れ!ハガキ島」ラーメン若、「パ・リネズミくん!」まえだくん
6月号~「スプラトゥーン」ひのでや参吉
7月号~「アニマスタンプ」慎吾
9月号~「ゲーム戦士ビット!」瀬戸かずよし
10月号~「ポケットモンスター 超ウルトラ4コマ劇場」まえだくん、「映画妖怪ウォッチ シャドウサイド鬼王の復活」小西紀行、「怪盗少年ジョーカーズ」たかはしひでやす
コロコロ40周年にふさわしい作品が、むぎわらしんたろう先生による「ドラえもん物語~藤子・F・不二雄先生の背中~」。藤子F先生のマンガにかける情熱、また優しさと厳しさをアシスタントとして見続けてきた、むぎわら先生が秘蔵エピソードを交えて描く感動作です(単行本と電子書籍あり)。
ほか、「スナックワールド」は、同名ゲームを萬屋不死身之介先生がギャグたっぷりにコミカライズ。「よ!大統領トラップくん」(コーヘー)は、当時話題となっていた某国大統領とラップブームをかけ合わせた怪作!
■主なホビー:「スプラトゥーン2」
2015年にWii Uで発売された、インクを地面に撃ち合う対戦ゲーム「スプラトゥーン」(任天堂)。コロコロでは、ひのでや参吉先生がコミカライズを担当した読切を掲載してきましたが(別コロでは2016年6月号より連載)、この年7月「スプラトゥーン2」が発売されるタイミングで本誌での連載が開始されました。本誌初回は、主人公のブルーチームが「2」の舞台・ハイカラスクエアに辿りつくところからスタートしています。ゲーム人気とともに表紙となることも多く、現在も熱く楽しいナワバリバトルが続いています!
■2017年の出来事
藤井聡太四段(当時)が公式戦で29連勝を記録
ドナルド・トランプが第45代アメリカ合衆国大統領に就任
金正男氏がマレーシアの空港で暗殺される
上野動物園で赤ちゃんパンダ「香香(シャンシャン)」誕生
横綱による暴行事件から貴ノ花親方と大相撲協会が対立
ビットコインが急騰し、仮想通貨市場が盛り上がる
■コロコロトリビア:オカダ・カズチカ選手の入場です!
プロレスファンの女子“プ女子”が話題となったこの年、オカダ・カズチカがコロコロに登場。別コロでは、小田扉先生による別コロ「新日ワールド」連載がありますが、本誌でプロレスネタはなかなかに珍しいのです。
プロレスゲームでは翌2018年8月号に「ファイヤープロレスリングワールド」(スパイク・チュンソフト)特集があり、エディット機能で、でんぢゃらすじーさんなどのコロコロ人気キャラをモデルにしたレスラーが作成されました。ちなみに、まこ殿さま(和田誠コロコロ編集長)モデルのレスラーも作られていて、その必殺技はシャイニングウィザードを景気良くモジった「100万部ウィザード」。効果は「ダメ編集に渇を入れる魔法の膝で本誌完売達成」ということ。