夏の終わりに
『カブトクワガタ』にかこつけて、当連載ではこの2年の間に10ヵ所くらい昆虫展の取材を行ってきたわけですがね。
そのリポートも、いよいよオーラスかなと。
いやあ、関東近郊に限られていたけど、いろいろな場所で無数のカブト&クワガタと触れ合えて楽しかったなあ!!
そんな最後の昆虫展リポートが、昨年の夏に初めて訪れた“大昆虫展”ってのものなかなかオツなもの。前年よりもさらにパワーアップした展示内容を前回の記事でもお見せしたけど、
今回は、その本丸となる……!!
カブトムシとのふれあいコーナーに突入だ!!!
このイベントのふれあいコーナーは、会場中央に金網で区切られているのでなかなか迫力がある。
おお……! 見事見事……!
出入りは自由で、おじさんひとりでも弾かれることなく入ることができる(当たり前だけど)。この入り口をくぐった瞬間、おじさんは40年前の昭和の時代にタイムスリップして、カブトムシたちと戯れてしまうのだ!!
柄にもなくドキドキしながら金網の中に入って行くと……!
いたぁ!!! ノーマルカブトムシ!!!
大昆虫展のふれあいコーナーは、ムシの種類よりも数で勝負している感があって、なかなか質実剛健である。でも、昨年はノーマルカブトムシのオスメスがいただけだったけど、今年はなんと……!
あ!!! ノコギリクワガタじゃん!!! それも……!
めったやたらといるwww 今年はどうやら、ノーマルカブトムシのオスとノコギリクワガタのオスに振り切って、ムシを集めてくれたようだ。
見れば、足元のおがくずの中にも……。
うようよいるwww
俺が育った昭和のド田舎でもノコギリクワガタはレアだったので、ちょっとワクワクしちまったよ。
この日は平日だったけど、夏休みの終盤と言うこともあってか、
ご覧の混みよう。やっぱり昔もいまも、少年少女たちにカブト&クワガタはたまらないアイドルなんだなー。
そんなふれあいコーナーを堪能し、残りの展示を見てみますと……!
これは『あつ森』でもおなじみのオオゴマダラとオオカバマダラか! まさかチョウチョの生体展示が見られるとは!
こちらの行列が何かと言うと、なんと戦闘でヘルクレスオオカブトの生体に触ることができたという! さすがに子どもに混じっては並ばなかったけど^^;
去年、ニジイロクワガタだったオブジェは、オウゴンオニクワガタ(だよな)になっていました。
昆虫と撮影ができるフォトブースや、いろんな種類があったカプセルトイも人気だった。
……てな感じで、今回も大満足だった大昆虫展。来年も開催されたら……プライベートで行っちゃおうかなぁw
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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