つ、つええ……
7月21日の大型アップデート後では初となる、激ムズ虫相撲大会に参戦している……という話を、ここ4回の記事で書いてきたわけですがね。
何度も言う通り、今回のアプデでは対戦モードに大ナタが振るわれていろいろな箇所が改善されたわけだけど、それはCPUが相手の虫相撲大会にもしっかりと反映されておりまして……。今回の記事タイトルにある通り、その中身は紛れもなく、
“激ムズ虫相撲大会・改”
と呼んでいいもので、これまでのヌルい試合と同じだと思ってヘラヘラと参加すると、必ずや痛い目を見る……と断定していいくらい、本当の意味での激ムズ大会に変貌を遂げたのである。
その結果、俺がどうなったのかと言えば……。
1回戦の先鋒戦で、これまで無敗のロクロクビオトシブミ君が敗北したのに加えて、続く次鋒戦も……。
う……! ヒカリのネプチューンオオカブトが83を出したのに対し、我が自慢のSRケンタウルスオオカブト突然変異種は……><
78までしか攻撃力が伸びねえよ……。
そうなのだ。
ふつうに戦ったら、ヒカリにまったく追いつかないのである……!!
と、となれば……!!
ここで俺がやれる対抗手段は……ひとつしかない!!
今回のアプデで追加された、Xボタンの新機能!!
その名も……!!
“まぜこぜ”を喰らえええええ!!!ww これで目押しルーレットの攻撃力がバラバラの配置になるので、簡単にフルパワーを出すことはできねえぜ!!!ww
実際、さしものヒカリもこれには困惑したらしく……!
うけけけけけ!!www まんまと50止まり!!!ww このXボタンの技は、CPUにもしっかりと機能するみたいだね!!
当然、俺がこのチャンスを逃すわけもなく!!
よし!!! 78!!! 1本取り返した!!!
さあ、これで両者とも後がなくなった。
もう1本……!! 相手のミス待ちになっちゃうけど、どうにか……!!!
注目の、ヒカリの目押しルーレット。
しかし、我が願いは届かず……。
あああああ!!! フルパワー出された!!!
この瞬間、いくらがんばっても我が軍のケンタウルスオオカブトの攻撃はヒカリを越えられなくなったので、
「勝負アリ!!!」
バチューーーーン……!
「キミの負け!!!www」
よもやの1回戦負けだああああああ!!!!
いやあ、まさかホントに負けるとは……。SRムシと突然変異種が増え始めてから、負ける気なんてしなくなっていたのに……。
どうやら、気合を入れ直さないと残りの激ムズ虫相撲大会・改は勝ち上がれないっぽいぞ……。いや、気合を入れたところでXボタン攻撃に対応できるかどうかはわからんが、なんとかするしかないよな……。
肝心なところで足踏みが始まっちゃったけど……ヌルい戦いが続くより、よっぽど楽しくてやりがいがあるわ!! ちょっと戦略の練り直しだな!!
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
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