結果は……！
もっともレアなムシ……と言っても過言ではないネプチューンオオカブトの特別色を手に入れるため、激ムズ虫相撲大会の“ネプチューン記念大会”に参戦している。
そして、順当に決勝戦まで勝ち進み、出てきたライバル・タケルとの激闘の様子を綴っているわけだが、前回の記事で書いた通り……！
我が軍の攻撃、カンストの99！！
対するタケルも、カンストの99！！
と、どちらも限界まで育てたムシを出しているもんだから決着がつかない！！
｢これぞ、頂点の戦いだな｣
と、一瞬だけドヤろうかと思ったけど、こういう状況で損をするのは集中力も動体視力も衰えがちな生身のおっさんプレイヤー（俺のことだけど）のほうなのだ。
なにせ、相手は疲れを知らないAI……！
持久戦に持ち込まれたら、我が軍が不利になるのは火を見るよりも明らかで……！！！
でも、おじさんはがんばった。
目押しだと高速回転するルーレットに動体視力がついていかないので、ここからはすべて耳押しで……。
すると、根が尽きたのはタケルのほうだったらしく……！
あ！！！ ミスってくれた！！！ 75じゃん！！！
さらに！！！
もはやミキサーの中で回る食材を見ているかのような高速回転ルーレットだが、耳押しで確実に99を出したところ……！
またしてもタケルが……！！
え！！！ まさかの連続ミス！！！？
そう、若手のタケル（ていうかAIだが）のほうが先にしびれを切らし、ついに……！！
バチューーーーン……！！
｢キミの勝ち！！！｣
ってことで、なんだかんだであっさりと、決勝戦も勝利することができたのでした！！
となれば、お待ちかねの優勝賞品贈呈である。
司会のおっさんがくれたのは……もちろん！！！
特別なネプチューンオオカブト！！！！
注目の、その色は……！！
うっは！！！ これまたシブい、“つや”ときたか！！！ｗｗ
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部！”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか！』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター：
https://twitter.com/kabukuwa_info
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