【カブトクワガタ日記】第395回 けっきょく、ロクロクビオトシブミに頼るお話

最初からコレでよかった!?

 ディフェンディングチャンピオンとして、必勝を期しての参戦となっているブルマウルス記念大会。

 「絶対に負けられん!!」

 ってことで、我が軍の最強の一角、ヘルクレスオオカブト・リッキーブルー突然変異種を1回戦で使うという突飛もない戦術を採って見事……!!

 へにょんwww

 !?!?!?!

 「キミの負けwwww」

 うおおおおおお!!! 目押しルーレットがスベッて、衝撃の19を出しちまったあああああ!!!!(アホ)

 というところまで、前回の記事で書いた。

 まさか、いちばん強いと確信していたリッキーブルーを1回戦で失うことになるとは夢にも思っていなかったよ……。……いや、悪いのはリッキーブルーではなく、俺の老眼がもたらした目押しルーレットのミスなのは重々承知しているんだけどさ……w

 でも、これで後がなくなってしまったことは紛れもない事実。

 となれば……。

 ホントは決勝戦で使いたかったんだけど、ここで負けてしまったら決勝もクソもないので、仕方なく……。

 無敗の戦士、ロクロクビオトシブミ君に出てもらうしかないな……!! こいつを決勝戦で使うのは、つぎの機会に持ち越しってことで!!

 てなわけで始まった、1回戦の2本目。我が軍のロクロクビオトシブミは、

 相手のブルマイスターツヤクワガタに性格勝負でも勝っているので、かなり余裕と考えていい。

 でも、そうやって油断するたびに負けてきたのも否定できないので、ここは慎重に……!

 よし!!! しっかりとフルパワー!!!

 すると、天に召されたリッキーブルーが1本獲ってくれていたこともあって、この一撃で……!

 「勝負アリ!!!」

 なるほど!! 1本目の勝敗は引継ぎだから、ここは1回だけ勝てばよかったんだな!!!

 すると……!

 バチューーーーン……!!!

 からの……!

 「キミの勝ち!!!」
 
 ってことで、1回戦の行方は……!

 オーラスの3本目に委ねられることになったのでした!

 続く。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
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