【カブトクワガタ日記】第385回 初めてのブルマウルス記念大会、1回戦は

やっぱりコイツに!!

 しぶあかアクティオンゾウカブトの繁殖に飽き、

 「何かで気晴らしをしないと、虚無る!!!」

 と焦った俺が目指したのは……やはり、山奥の村。ていうか、ここしか選択肢がない。

 そして、村の中心部にある切り株に接近し、そこで開かれている……!!

 激ムズ虫相撲大会に参戦!!! 繁殖に疲れたらコレに参加し、虫相撲に飽きたら繁殖に戻り……というライフサイクルが、『カブトクワガタ』というゲームの正しい遊び方なのであるッ!!!

 で、前回の記事では、女帝・リサが1回戦の相手になったところまで書いた。

 毎度書いていることだけど、

 ライバルはリサ、ヒカリ、タケルしかいないので、誰が目の前に現れても慌てることはないのである(苦笑)。

 とはいえ、ブルマウルス記念大会は初めての参戦なので、ちょっとは慎重に臨まないとな。

 なので……! ここは万全を期して……!!

 いまだ1回戦において負けたことがない、

 “不敗の1回戦ボーイ”

 こと……!!

 ロクロクビオトシブミに出張ってもらおう!! ここを無傷で通過してもらえれば、決勝戦が大いに楽になるってもんだ!!!

 てなわけで、1回戦の先鋒戦。

 対するリサが出してきたのは……!

 ロクロクビオトシブミと同じ強気(赤)のマルスゾウカブトか! さすが、ブルマウルス記念大会!!

 そんな、最初の1本目は……。

 最高攻撃力が上回っている余裕からか、ロクロクビオトシブミはピタリと99を叩き出す。

 対するマルスゾウカブトは……ぶっちゃけ、何をしても無駄なんだけど(苦笑)、

 あ、一応技を使うのね^^; すばやさが上がっても、どうにもならないんだけど^^;

 そう、これだけポテンシャルに差があると、どんな技を使っても相手を上回ることはできないのである。

 よって……この勝負は!

 あっさりと1本目を獲ったあとも……!!

 ずがん!!!

 ロクロクビオトシブミが99を出したところで、試合終了~~~!!

 「勝負アリッ!!!」

 バチューーーーン……!!

 ってことで、戦いは次鋒戦へとなだれ込むのであった!

 続く。

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info

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