戦士を作るために
前々回の記事で、激ムズ虫相撲大会の“コーカマン記念大会”で2回目の優勝を果たし、賞品のSRマンディブラリスフタマタクワガタをゲットした……と書いた。
思いがけず楽ショーだったわけだけど、唯一、不安材料として残ったのが、
“冷静(青)の戦士が圧倒的に足らない”
という戦力不足……。とりあえずコーカマン記念大会はなんとかなったけど、今後さらに激ムズ虫相撲大会で勝ち抜くためには冷静戦士の育成が必要不可欠……と気づいて、
「ピンポイントで、冷静ムシの交配を進めよう!!」
ってことで、アクティオンゾウカブトの繁殖に入ったことを前回の記事でお知らせしている。
でも。
いつもだったらここで、
「突然変異種が生まれるまで帰れまてん!!」
ってことで、50回も60回も虚無な繁殖をやってしまうんだけど、今回はちょっと考えがあった。ひとまず10回程度交配をしたらそこでやめて、別の冷静ムシの繁殖か、激ムズ虫相撲大会に参戦してみようと決めていたのである。
その理由は、いま俺が持っているアクティオンゾウカブトは“Rバッジ”止まりなこと。これも、いつしか突然変異種が生まれるのかもしれないけど、ダウンロードコンテンツとして配信されたこのムシは激ムズ虫相撲大会の対象でもある。ってことは、コーカサスオオカブトやマンディブラリスフタマタクワガタと同様に“SR個体”が用意されているのは間違いないので、
「どうせ突然変異種を目指すなら、SRを手に入れてからでいいやww」
と思ったのである。でも、そこで勝ち抜くためにはキチンと強いアクティオンゾウカブトも必要だったので、そこそこの大きさのオスが生まれるまで繁殖させようと思ったってわけだ。
てなわけで、ここからはざっくりとお見せするけど、まず生まれたのは……。
お、メスか。
アクティオンゾウカブトのメスはダウンロードコンテンツでもらったものしかいなかったので、これは順番的にベストだぞ。
そして2回目からは、このメスを母体に交配を進めていったんだけど……!
いいね! オスだ!!
その大きさは……!
349cm!! これはデカい!!!
……いや、アクティオンゾウカブトの最大サイズがいくつなのか知らないので、こいつがホントにデカいのかどうかなんてわからないんだけど^^; まあでも、いままで使っていたムシよりははるかに大きかったので、悪くないスタートだと思ったよ。
その後も……!
オス!!
……微妙!!w
またオス!!!
350cm!!! デカぁぁぁああああい!!!(いやわからんが)
突然変異種を目指しているわけではないので、この交配作業はじつに牧歌的で、平和な空気が漂っていたわww
そして、
万能伝説の幼虫エサが尽きそうなので、ひとまずこれが最後だな!!
オーラスで生まれたのは……。
またオス!!! からの~~~……!
これまた微妙www
けっきょく、当面は先ほどの350cmを“アクティオンゾウカブトの正戦士”として使っていくことになりそう。こんな感じで他の冷静ムシも育ててから、激ムズ虫相撲大会に臨むとするかな!
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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