続けていれば、いつか実を結ぶ
激ムズ虫相撲大会用の戦士が軒並み腹ペコ状態に陥ってしまっていたことに激怒(?)し、
「そんなヤル気のない奴らを、神聖な大会に参加させるわけにはいかねえよ!!!」
とピシャリと言い放って、虫相撲大会の会場を後にした俺。そんな中、唯一満腹を保っていたコーカサスオオカブトに注目し、
「これを利用しない手はないな」
ってことで……。
ムッシャムッシャwww
このとき、もっとも大きかった230cmのメスを腹いっぱいにしまして……!
ゆっさゆっさwwww
再び交配を開始したことを、前回の記事で報告している。
このとき、俺が考えていたのは、
「とりあえず10回交配して、突然変異種が生まれなかったら虫相撲大会の会場に戻ろう」
というものであった。これくらい小刻みにやっていかないと、マジで心が虚無になりそうだったからな。
それが、まさか……!!
こんな結果になるなんてな!!!ww
1回目の交配。
このとき誕生したのは、
オスであった。
正直、まだメスの最大サイズが生まれていなかったので、
「突然変異種を誕生させるために、まずはMAXのメスが欲しいんだけど……」
と思わずにはいられなかったが、これまでにゲットしたヘルクレスオオカブトとアトラスオオカブトの突然変異種も“最大×最大”の交配ではなかったことを思い出し、
「ま、いっかどうでも……」
と考え直す。ある程度の大きさまで到達したオスメスの交配だったら、突然変異種が生まれる可能性はある。なのでもしかすると、この1回目の交配で目的が達成されることも……??
「さすがに、それはないか^^;」
ちょっとニヒルに笑いながら、生まれてきたSSRコーカサスオオカブトのオスを見てみたらだなぁ……!!(((( ;゚Д゚)))
「あれ???」
画面の中の事象が信じられず、「ん? ん??」とマヌケな声を発し続ける俺……w ここまで60回以上も交配をくり返しながら、オスもメスもMAXサイズが生まれてこなかったってのに……!
そんな……!!
再開1回目でいきなりなんて……そそそ、そんなことがッッ!!!
「そんなこと……あったぁぁあああああ!!!!www」
数秒の沈黙ののち、喜びが爆発する。
やったやった!!!!>< まったく手応えがなかったので、
「もしかして、虫相撲大会の賞品連中って、突然変異しないのでは……??」
なんて疑い始めていたんだけど……!!!
しっかりと赤目!!! キチンとMAXサイズ!!!! 技にも“MAX”ってついていることから、2回使えるのが確認できる!! これはもう、どこに出しても恥ずかしくない、SSRコーカサスオオカブトの突然変異種だぁぁあああああ!!!(涙)
交配をくり返すこと、66回……w
大量の駄ムシの上に立つ、最強の突然変異種が……!!
ようやく生まれてくれたよぉおおおおお……!!><
その後、俺は、
「こうしちゃいられねえ!!!!!」
ってことでよろず屋のはなれに突入し、
光の速さでセーブを完了www
よーし!! これに気を良くして、つぎのステップに進むことにしますかね!!
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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