【カブトクワガタ日記】第328回 手応えのない繁殖 

うーん、あかんな

 相も変わらず、激ムズ虫相撲大会の優勝賞品としてゲットしたSSRコーカサスオオカブトの繁殖を続けている。

 それも、半ば意地になって。

 「せっかくSSRをもらったんだから、突然変異種を作らないと意味がないやん!!!><」

 とわめき散らしながら(大丈夫か)、不毛な作業を虚無になって続けているのである。

 そして、またしても10回の交配が何の成果もないまま終了し……。

 よろず屋の店頭に戻って、いつものお買い物……。

 こいつ、店の儲けのために、わざと効き目の薄いエサを販売しているのと違うか……(イラ)。そうとでも考えないと、30匹も40匹も続けて駄ムシが生まれる意味がわからんのだけど……(イライラ)。

 とはいえ、プレイヤーにできることは“ただひたすら繁殖させる”ことしかないので、

 現状の最大サイズのメスである230cm母ちゃんにご飯を食わせて、交尾に備えさせる。この、メスでMAXが出ていないのも問題で、いくらこいつらにご飯を食べさせたところで、最大サイズには届かないのでは……と考えると途端にムナしくなってくるという……w なので1日も早く“メスで”MAXを出してしまいたいんだが……。

 まあ、いまは在りものを使うしかないので……。

 もっともデカいオスメスを選択したら……。

 交尾、っと……。

 もう「ゆっさゆっさwwww」なんて笑って書く余裕もなくなってきた……。

 が、ここからも暗黒時代が続く。

 狙いのメスだけど……。

 228cmとか……。小さすぎる!!

 つぎはオスだけど……。

 サイズのスクショを撮り忘れているけど、しょーもない大きさだった!!ww それは間違いない!!

 けっきょく、この10回も1ミクロンも成果はなく……。

 ふたたびメスにご飯を食べさせて繁殖に備えることに……w

 ていうか、この230cm母ちゃんだけ毎回毎回ご飯をもらって、いい御身分ですのお!!!(イラ) 早く特大サイズの卵を産んでくれよぉぉおおお!!!><

 ちなみに、この10回の交配で生まれたもっとも大きなムシは、

 突然変異種でも、最大サイズでもない244cm……w もう、まったくかすりもしなくなってきましたわ……。

 続く。

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
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