落ち込んでいる場合じゃねえ!!
前回……。
“激ムズ!ついか虫記念大会”の決勝戦でリサに惨敗を喫し、
「こ、これで激ムズ大会3連敗やん……!((゚Д゚;)) いまさらながらわし、このゲーム向いてないんじゃ……!」
と、1年近くも遊んでおきながらそんなことをつぶやきつつ、
「また、谷のよろず屋に戻って交配から始めるしかないか……><」
ってことで、吊り橋を渡って谷に引き籠ろうとしたのである。
『カブトクワガタ』を起動したそのとき、日付は2024年2月15日午後10時を指していた――。
最近、ありがたいことにいろいろなカテゴリーの仕事に携わらせてもらっていて、時間の感覚を失うほど忙しく活動している。ゆえに、今日が“その日”だってことをすっかり忘れていたんだけど……!!
画面が秘境の谷に変わるその瞬間、データの更新が入って、
「ん?? なんだなんだ??」
とマヌケ声を出しながら見つめていると……なんとなんと!!
「あッ!!!!!」
途切れていた記憶が、ペタペタと繋がった感覚が脳ミソの中に生まれた瞬間であった(苦笑)。
そうか……! 今日は2月15日か……!! ってことは、再三にわたって『カブトクワガタ』の公式アカウントが発信していた……!!
ダウンロードコンテンツ第5弾の配信日だったんじゃん!!! 忙しくて、完ッッッ全に忘れてたぁぁぁあああ!!!www
そうなんです。
この2月15日に、図鑑の最後の2枠を埋める2種のムシが配信になったんですねぇ~~~! 俺は追加ムシパスの所有者なので、配信日を忘れていたにも関わらず、キチンと手元に届いたってわけだw
その、記念すべきラスト2種がどんなムシなのかと言えば……! 『カブトクワガタ』の図鑑画面は次回からしっかりとお見せするけど……!!
カブト枠は“ロクロクビオトシブミ”!!! クワガタ枠は“パプアキンイロクワガタ”となりました!!!ww
その、あまりにもトリッキーな組み合わせにアゴを外されるムシファンも多かったと思うけど、それぞれの特長についても簡単に公式アカウントが告げている。そのまま貼り付けますと……!
「もはやこれはカブトクワガタなのか…」
と、公式も匙を投げている感じがたまらなくいい。
片やパプアキンイロクワガタは、「キレイで丈夫で飼いやすい!」だってww どんだけ格差のあるダウンロードコンテンツなんだよ今回はwww
そんな2種が無事、俺の図鑑にも反映された。
次回からじっくりと、この“最後の刺客”を見ていこうと思う。
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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