意外と簡単に……?
今日は2023年のクリスマス当日なのだが、そんなの関係ねぇとばかりに村のご神木に取り憑いてレア遺伝子探しを続けている……w
そして前回の記事では、
「なんだこの真っ赤なムシは!!?」
「ガオンッ!!! 勝負アリ!!!」
ってことで、ダウンロードコンテンツ第1弾で実装されたマンディブラリスフタマタクワガタのレア色である“レッド”を入手できたことを報告させたもらった。
もちろん、ダウンロードコンテンツのレア色なんてそうそう狙って見つけられるものではないので、これは行き掛けの駄賃というか、奇跡と偶然とラッキーが重なった結果と言える。
それでも、ここ最近はめちゃくちゃ順調にダウンロードコンテンツのRバッジ付きを発見することができていて、かなりムシボックスが彩られてきた。
ざっと振り返ってみると……!
コーカサスオオカブトのRバッジは“緑”。そのメタリックな輝きは、鉄でできた彫像を思わせるものがある。
こちらはブルマイスターツヤクワガタのレア色。じつに優美かつお上品なその色は“クリーム”って言うんだって。
そしてこちらが、発見したばかりのマンディブラリスフタマタクワガタのRバッジ。灼熱の溶岩を思わせるその遺伝子名は“レッド”だ。
こうやって見ると、やっぱりRバッジって一種独特な凄みを持っているよなー。
「わし、ほかの連中とちょっと違うけん」
というオーラをビシバシと発していて、どこか近寄りがたい雰囲気と言うか……。まあでも、
「なんのなんの」
と平気な顔して接近して捕まえちゃうんだけどさw
しかし。
そもそも村のご神木に執着して昆虫採集を続けている最大の理由は、これらダウンロードコンテンツのレア色探しではないのだ。
あと1匹……!!
あと1種だけ、デフォで存在するムシを見つけられていないのだよ!!!><
この日記をお読みの方は、そのムシの名前を見過ぎてゲシュタルト崩壊を起こしているかもしれないけど……!
そう……!!
ニジイロクワガタの3色目が、どうしても出てこないんだよぉぉぉおおお!!!ww
これ……。
我がカブトクワガタ史を振り返ると、ますます納得のいかない現象でさ……。
まだレア遺伝子のことなんて考えていなかった今年の春先、初めて発見した別色は何を隠そうニジイロクワガタのRバッジ“オレンジ”だったのよww 要するに、どのムシよりも早く全色コンプにリーチが掛かっていたのが、このニジイロクワガタだったのだ。
そ、それなのに……!
まさか村のご神木の最後の1匹が、ニジイロクワガタの3色目になるなんてなぁぁああああ!!!><
しかし、いくら泣こうが喚こうがサーチを続けないことには発見できないので、
今日も始めたよ昆虫採集を……。世間はクリスマスだけどさ(シツコイ)。
そんな、1匹目。テキトーなムシを見つけてクローズアップしてみたところ……。
お?? このフォルムはニジイロクワガタだな。
でも、どうせまたノーマルの緑なのだ。パッと見、月明かりのせいで妙な色に感じるけど、どうせアップにした瞬間に、
「けっ! やっぱ緑やん!!」
と吐き捨てることになるのである。
そこで俺は、
「けっ! ぺっ!」
と舌打ちをする準備をしながら、このムシの詳細を見てみたんだけど……。
なんと……そこには!!
……あれ?????
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
(C)2023 小学館・うえむらひろし