よく聞く名前だけど……
どこで記憶がねじ曲がったのか、前回の記事、思いっきりアトラスオオカブトのことをコーカサスオオカブトと書いてしまっておりました……。
いくら似ているとは言え……じつに恥ずかしい失態!! これを取り戻すべく、がんばってレア遺伝子探しを続けたいと思います……!!
さて、コーカサスオオカブト改めアトラスオオカブトの3色目を探していたわけですがね。
そもそも、アトラスオオカブトとはどんなムシなのかを調べてみた。
アトラスオオカブトは、アジアの広域に分布するカブトムシのことで、おもにマレー半島、スマトラ島、フィリピンなど東南アジアで多く見られるらしい。昆虫綱甲虫目コガネムシ科カブトムシ亜科カブトムシ族アトラスオオカブト属……に属していて、これはコーカサスオオカブトの昆虫綱甲虫目コガネムシ科カブトムシ亜科カブトムシ族アトラスオオカブト属……とまったく同じ。見た目がよく似ているのもナットクなのである。ただ、大きさに関してはコーカサスオオカブトに一歩譲り、こちらが最大で135mmに達するのに対し、アトラスオオカブトの体長は50~110mm程度。つまり、やや小型なのである。また胸角が細くて、頭角の突起がないのも特徴的だ。
ちなみに、この夏に足を運んだ昆虫展でも、アトラスオオカブトは人気なのかたいてい生体標本が置かれていたよ。
↓こんな感じで。
突き出た角が、じつに強そうである。
一方のコーカサスオオカブトは……!
これ。さすが同種なだけあってソックリなのだが、言われてみれば確かに、コーカサスオオカブトのほうが角が太くて、より強靭な印象を受ける。……が、名前を隠して見せられたら、門外漢の俺ではまだ区別がつかないだろうなぁ。
そんなアトラスオオカブトだが、フィリピンのミンダナオ島の個体だけは、コーカサスオオカブトに比肩する最大サイズ110ミリに達するんだとか。ぜひ、そんな巨大なアトラスオオカブトの生きた個体を見てみたいものだ。
ちなみに、原産地が日本にも近いことから、毎年かなりの数が輸入されてペットとして売られている。確かに俺も、ホームセンターとかペットショップで売られているのを見た記憶がある。最近、すっかり大型カブトムシやクワガタを飼ってみたい欲求に駆られているので、来年あたりは自分で育てたアトラスオオカブトやコーカサスオオカブトをお披露目しているかもしれないなw
……とまあ、アトラスオオカブトとはそういうカブトムシなわけだが。
これまで俺は異なる遺伝子を持つ、
ノーマルの黒(若干、緑にも見えるけどw)!!
いわゆる“SR”クラスの緑!!
この2種を捕まえてきた。
そして、いま……! 我が目の前にいるのは……!!!
デタッ!!! 背中の部分だけが、ゴールドに近い赤銅色に輝いているアトラスオオカブト!!! これは間違いなく……SSRの最レア!!! その名も……“オレンジ”のアトラスオオカブトだぁぁぁあああ!!!ww
というわけで、ようやく満足したのでバトルに入っていこうと思う。
アトラスオオカブトはつよき(赤)のムシなので、我が軍から出すのはれいせい(青)の戦士になるわけなんだけどさ。最近、青の代表はダウンロードコンテンツで手に入れたアクティオンゾウカブトに絞ってきたわけよ。
でも、あまりにもヘビーローテーションで使いすぎてきたため……!
思わぬ落とし穴が((゚Д゚;))
……あれ???
なんか、うちのアクティオン軍団……みんなそろってショボくれているんだけど((゚Д゚;)) 強い連中はみんな元気が“6”しかなく、1匹だけいる元気8の個体は強さ“250”というザコ……!! てか、メスのが強いやん!!ww
なんでこんな体たらくになっているのかといえば……!!
バトルのさなかに、つよしが口が酸っぱくなるほど繰り返していた“エサやり”を怠っていたため!!!ww こういうことがあるから、彼は呪言のように同じことを何度も何度も何度も何度もリピートしていたんだなーーー!!!ww
でも、無い袖は振れないのでテキトーな戦士を選び……!
バトルスタート!!www
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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