蛭子能収「最後の展覧会」展にすべりこもう~!!!!!

読者の皆さんチンコニワ~!!!
キクチ師範代であ~る(ドドンッ)!!!!!

このまえココで告知させてもらった
蛭子能収(えびすよしかず)先生の個展
大大大好評開催中でね!

東京は南青山の
アキオ・ナガサワ・ギャラリー!!!!
1階は、流れ星ちゅーえいも、
少年サンデー大嶋編集長
(二人とも元「お菓子刑事」なのだ!)も
ビックリの超高級チョコレート屋さんだ!

当然ながら、すげえ「美術展」然とした
「ちゃんとした空間」!!! コロコロと真逆の世界!!!!!!
そこに蛭子先生の絵は飾られていた!!!!

おれもオープニングのレセプションに
しれっと潜入してきたんだ!!!

蛭子先生のモチベーションを制作に
向けてもらうのに苦労したというお話を
前々から聞いていたんだけれど、
蛭子先生は、会場に着くなり、
誰に請われることもなく、
展示された絵に加筆を開始!!!

ギャラリーの目の前で作品を「完成」させるという
「ライブ行為」に打って出たのだ!!!

エンタメの世界で生きぬいた
先生の面目躍如である!!!!!!!
ちょっと売れたぐらいで出し惜しむ
タレントとはサービス精神が違うよ!!!

さらには、大好きな荒木一郎の曲に合わせて
先生がダンスを踊る一幕も!!!!
(各自ツイッター[現X]で探してみてくれ!)

展覧会のタイトルが「最後の展覧会」展だから、
「もうヤメちゃうのかなー」と心配する人もいると思うけど、
おれは「『最後の展覧会』という設定に対して
蛭子先生がどう取り組んでいくか?」ってところを
丸ごとドキュメンタリーとして見せていく
展覧会になってるんだと思ったなー。

だからね、絶対にナマで現物を見るべきなんだよ!!!!!!

…さて、こうして完成された絵を一部紹介しよう。

「へんなおじさん」

 

「ほっとした」

 

「また次のとびら」

 

「もういっちょうですか?!!」

 

「きょうだいげんか」

 

「だまされた9人」

 

それぞれに、それぞれ違ったサインが入っている!!!
その時その時の「エビスヨシカズ・ネイキッド」
署名が記録されているのだ!!!

そして何より、先生ご自身がつけたタイトルが、
どれもサイコーすぎる!!!!!!!!!!

「こわいチケット」

 

「こわいチケット」って、何のチケットなんだろう?
と思うけど、きっと先生の大好きだった
「競艇」の「舟券」のことなんだろうなー、とかね。

スタッフが考えて、それっぽい
「いかにもなタイトル」をつければ、
もっと「福祉」方面や「ヒューマン」方面にアピールできて、
メディア的に「オイシイ話題」にもなるのに、
そんなことしないのが、本当にカッコイイ!!!!!

…ちなみに裏面もバッチリ!!!!

おれもチャッカリ
記念写真を撮らせてもらったヨ!!!

もちろんコロコロコミックも、
記念ツーショットを撮らせてもらった!!!!!!

始まる前は、
「これまでの蛭子先生の画風とは
まったく違う絵がならんでいるから、
ご病気のことも相まって、
ショックを受ける人もいるかなー」と思ってたけれど、
来場した方々はみなさん、ごくごく自然に、
絵の世界にスーッと入って、
逆に心をほぐされてるようなね、
そんな印象を受けたよ。

昔から蛭子先生をよく知る人たちからは、
「画風は変わったけれど、たしかにコレは蛭子さんの絵だ」
という感想も多かったみたい。

絵はすべて販売されていて、
「1万5千円なら買ってもいいかなー」という人もいれば、
「『むしろ今こそムキ出しになってる蛭子さん』の作品を、
この値段で買えるなんて!」という人もいる。
(後者の中には「おはスタ」水曜レギュラーの井上咲楽さんも!!!
蛭子先生の在廊と入れ違いだったため、写メで先生と記念撮影)

漫画家、テレビタレント、映画俳優、
舞台俳優、文筆家と、いろんな肩書きを持ち、
鬼才、ヘタウマ、天然、癒し系、キラー等々、
それこそ「いろんな目」で見られてきた蛭子先生。

いい/悪いではなく、
「先生をどう見ていたか」で、
「絵がどう見えるか」も違ってくる。

『自分は蛭子さんのことをどう見ていたのか』
というところを見る」展覧会でもあるんだなーと思ったね。

見にきたつもりが見られてる。
値段つけられてんのはオマエだぞ、みたいなね。

ものすごく面白くて刺激的な展覧会だよ。

今回、蛭子先生がすべての絵を描き上げるまでに
あたたかく、都度都度適切に、粘り強く支えてこられた
監修の根本敬先生(おれの師匠だ)、
スージー甘金先生、松田光市先生(おれの兄弟子)、
DJの声さん(動画もご提供いただきました)、
そして青林工藝舎のみなさんには、
リスペクトと感謝しかないよ!!!!!!

向かって左から、
松田先生、おれ(何もしてないが)、声さん、根本先生。

今回描かれた絵をナマでまとめて見られるチャンスは、
9月の30日(土)まで!!!!
見に行ける人は、絶対に見に行こう!!!!!

入場無料です!!!!!!

 

開催概要
「最後の展覧会」展
■作家名:蛭子 能収(英表記:Yoshikazu Ebisu)
■会期:2023年9月7日(木)~9月30日(土)
 11:00‒13:00 / 14:00‒19:00 水~土曜(日~火曜・祝日休廊)
■会場:Akio Nagasawa Gallery Aoyama
 〒107-0062 東京都港区南青山5-12-3 Noirビル2F
■TEL:03-6427-9611
■FAX:03-6427-9612
■詳細:https://www.akionagasawa.com/exhibition/the-last-exhibition/
■監修:根本 敬
■企画協力:FATHER’S CORPORATION 光文社