油断ならない!!
前回、ニジイロクワガタの“ドノーマル個体”である遺伝子“みどり”とバトルになった話を書き始めた。
そうこれ、レアでも激レアでもない圧倒的な“一般人ニジイロクワガタ”なのである。
よって、
強さがMAXではないタランドゥスツヤクワガタでも、
「ま、余裕だろwww それでも強さは420もあるんだしww」
と余裕で構えていたのだ。どんなにヘタをこいても、やられることなんてまず想像できたかったからさ……。
そ、そしたら……!!(((( ;゚Д゚)))
何を血迷ったのか、2個もあるフルパワーの攻撃力“79”を目押しできずに……ッ!!!
つるんwww
(((( ;゚Д゚)))あ……!
ずずず、ズレた……!! それも、せっかちな早押しで63を引いたならまだしも、思いっきり的を外して、あろうことか……!! 最低の攻撃力16を当てちゃったよぉぉおおおお!!!!(愕然) ななな、なんたる醜態!!>< 剣だと思って持ってきた武器がナゼか爪楊枝になっていた……ってくらい情けないミス!!!www
ここでもしも、ニジイロクワガタが4とか11を引いてくれたなら最悪の事態は免れたのだが、再三書いている通り村のご神木に出るムシどもはどいつもそこそこの攻撃力を出してきやがるので、このときも……(((( ;゚Д゚)))
うっは!!!! 37!!!!
ダウンロードコンテンツで導入された強豪を使いながら、なんとニジイロクワガタに!!>< そ、それもドノーマルな緑に後れを取ってしまったよぉおおお!!
これがあるから、『カブトクワガタ』のバトルは油断がならないのだ。これがもしも対人戦だったら、こういったミスはさらに頻発するんだろうなぁ……! “緊張”という格別の内的要因が影響してさ……!!
いやでも、これでミスれなくなっちまったぞ……!
なので、背水の陣の2本目は……!
よっわwww 1本目のようなズレを恐れて、端からMAXの79じゃなく63狙い!!!ww これに対して、ニジイロクワガタは……!
きっちり、37を出してきた。さっきみたいなミスをしていたら、なんとストレート負けを喫していたってことだな……。
よし、これでなんとか同点に持ち込んだぞ。となれば、最後は……!
まさかまさかのスキル発動www まさか村のご神木で、こんなことをする羽目になるとはな^^;
ダブルチャンスは、目押しを2回行えるスキルだ。よって、遠慮なく2回ルーレットを回して……!
79と……。
クッソwww 16www もしもスキルを使ってなかったら、どうなっていたかわからねえよ(苦笑)。
でも、これで……。
79が採用されたので……!!
ニジイロクワガタが安定の37を出しても追いつかない!!
バチューーーーーーン……!!
と吹っ飛ばして……!!
「勝負アリ!!!」
よっしゃ!!! ニジイロクワガタをゲット!!! やったやったーーー!!www
……と、一応は喜んでみたものの。
何度も言う通りこのムシ、ニジイロクワガタではもっともポピュラーな遺伝子なんだよな……w 何を盛り上がってんねん……w
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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