By まつがん
~前回までのあらすじ~
なんだかんだ色々やってくれるデッドマンにいつも感謝。
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何世代にもわたる進化と継承を繰り返し、天下に覇を轟かせるにまで至った「ボルシャック」の名は、今や強き竜の代名詞だ。
安穏などという言葉とは無縁の超獣世界で、闘いを繰り返してきた歴史がある。そしてそのたびに姿を変え、強敵たちを打ち倒してきたのだ。
ーーその怒りに触れたために、ひとつの都市が消滅した。
まさに英雄譚と呼ぶに相応しい激闘の数々は、ボルシャックの進化の歴史でもあった。《ボルシャック・ドラゴン》から《ボルシャック・NEX》へ、そして《ボルシャック・クロス・NEX》へ……仲間とともに、プレイヤーとともに成長する切り札。その歴史は、初代主人公である切札 勝舞とともにあった。
ーー真実を知ったボルシャック・カイザーは、新たな決意を胸に秘める。力のための力ではなく、人々を明るく照らすための力を得ることを。
どこか重なる部分のある、ボルシャックの進化の歴史。カイザが駆る《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》はジャシンに敗れ、弱き仲間を切り捨てる覚悟で《覇炎竜 ボルシャック・ライダー》となる。だが火文明の祠で太陽と出会い、新たな決意をする。そして……ついに、その先の領域に至るのだ。
炎竜のその先。新たなる領域に踏み込まんとするボルシャック・カイザーは、はたしてどんな姿を見せてくれるのか。それでは紹介しよう。こちらが9月に発売予定のパックに収録される新カード、《ボルシャック・サイン》だ!
すごく見たことがある名前の組み合わせだが……???
得られる手がかりとしては既に十分すぎるだろうが、例によってこのカードがどんなテキストを持っているか、読者の皆さんに予想してもらう。
ーーデュエマで「サイン」といえば《ドラゴンズ・サイン》や《インフェルノ・サイン》が想起される。
軸となっている能力は「クリーチャーをどこかの領域から呼び出す」というもの。となれば、《ボルシャック・サイン》もそうした能力の可能性がありそうだ。
過去には《ドギラゴン・エントリー》というカードも存在した。火文明だからといってできない理由にはならない。
一方、5コストの「アーマード・アーツ」呪文ということで《ボルシャック・アークゼオス》や《太陽との邂逅》といった「アーマード・メクレイド5」から唱えられることも確定している。効果によっては、《ファイン・撃・ピヨッチ/「暴竜爵は不滅なり!」》から大暴れなんていう展開も期待できるかもしれない。
あるいは、もしあなたが「火の5コストでアーマード・アーツの呪文を作って欲しい」と依頼されたらどんな能力を考えるだろうか?そういった想像も膨らませながら、ぜひ予想してみて欲しい。
次回は《ボルシャック・サイン》の効果を発表するとともに、このカードを使って早速新しいデッキを作っていくことにしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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