ゲームの原点かもしれんな
……またすぐにダウンロードコンテンツ第1弾のコーカサスオオカブトとマンディブラリスフタマタクワガタの話に戻ると思うけど、しばし最初のご神木におけるレア色集めにお付き合いくださいｗ
前回、『カブトクワガタ』の冒険の起点である町のご神木にくり出し、見つけたオスを片っ端から捕まえ始めた話を書いた。
ここでのポイントは、
・狙うはオスのカブト＆クワガタ
・“いでん”の欄を見て、珍しそうな色だったらすかさずバトル
この2点。とにかくサーチの数をこなさないとまだ見ぬ遺伝子にはたどり着かないので、仕事の空き時間をフルに使って昆虫採集する日々が続いているのである。……ていうか、こういった泥臭い作業をして、ネタを絞り出しているんだよねぇ……ｗ
ま、それは置いておいて。
前回は昼間のご神木に張り付いてムシ集めをし、ちょっと頭打ちになってきたような気がしたので、ここで作戦を変更。
時間を進めて、別のムシも現れるであろう夜のご神木にアタックすることに決めた。
すると、さっそく……！
お。このミヤマクワガタは“はんつや”か。
ぶっちゃけ、ミヤマクワガタはゲームの序盤に倒した1匹目しか所有していないはず。となると、このはんつやの個体はゲットしておいたほうがいいかもな。
というわけで、バトルスタート！ ミヤマクワガタも“ちょうわ（緑）”のムシなので、我が軍から出撃するのは……もちろん！
ダウンロードコンテンツ第1弾から作り上げたコーカサスオオカブトだよなー！！
……ただ、ここんとこ連戦を強いているので疲れが見え、強さが目減りしちゃっているんだけど（苦笑）、このご神木に出るムシくらいだったら飲まず食わずでも戦えるはず！！（ヒドいな） まだまだがんばってもらいますよコーカサス君！！！
実際、戦闘では……！
疲れが見えても、攻撃力84！！！
これは、超一流の投手が連投であっても、160キロの剛速球を投げられるようなものだな（いい例えだな）。さすがに無理をしすぎるとケガをしてしまうかもしれないけど、ミヤマクワガタだったら……！
攻撃力15ｗｗｗ だよねーーー！！ｗｗｗ
というわけで無事に、はんつやのミヤマクワガタを入手した。いいねいいね！！
さらに。
続けて見つけたのは……！
おお！！ 漆黒のノーマルカブトムシ！！
俺が子どものころにさんざん捕まえたカブトムシは、6割くらいがこの“くろ”だったと思う。残る3割が茶色で、ごくまれに“赤カブ”と呼んでいた真っ赤に近い色をした個体に出会ったっけ……。『カブトクワガタ』に収録されているカブトムシの遺伝子が、俺の少年時代の思い出にある“黒”、“茶”、“赤”なのかどうか知らんけど、ひとまずこちらの黒カブトは捕まえておくことにしよう。
ずがん！！！ｗｗｗ
サタンオオカブトの容赦ない一撃により、黒カブトは軍門に下ったｗ
さらにさらに。
オオクワガタは、こちらのはんつやと……！
おお！！ テッカテカの“つや”が立て続けに現れた！！ｗｗ これはもちろん、両方とも……！
グラントシロカブトを出撃させて！！！
ズガガガン！！！ｗｗ
｢勝負ありッッ！！！｣
遺伝子集め、なかなか順調であります！
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部！”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか！』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター：
https://twitter.com/kabukuwa_info
（C)2023 小学館・うえむらひろし
