ギラファとの決着!!
『カブトクワガタ』におけるメインストーリーのクライマックス、大空洞……じゃなかった、巨大な洞窟での怪獣大決戦の模様を詳しくお伝えしている。
……詳しくお伝えしすぎてすでにこのシリーズは5回目なんだけど、皆さんついてこれていますかね?w
第1回戦では、強さMAXの強敵、サタンオオカブトを壮絶なブン殴り合いの末に撃破し、
そして前回からは……“あの”ギラファノコギリクワガタとの戦いが始まっている!!
ギラファノコギリクワガタは、頭上に突き出た巨大なアゴが特徴の大型クワガタで、とある国民的ゲームにおいては“地獄の裁ち鋏”の異名で呼ばれていることで知られる(あつ森じゃねえか)。
そんなギラファノコギリクワガタとは、秘境の谷の御神木ステージで激突したばかりなんだよな。それも……虫戦士どもが狂暴になる“夜”のリングで……!!
そのときに現れた、赤目のギラファノコギリクワガタが↓こちらである。
体格は“巨大”で強さは“400”……!
この時点で戦う相手としては出色の強さだったと言っていい。攻撃力も、
最高で74を叩き出し、当時俺が出せた最強戦士の一角だったニジイロクワガタとまったく同じ……ってことからも、ギラファノコギリクワガタの実力が垣間見えると思う。
しかし、この最終決戦の場に現れた“ボスギラファ”は……!!
体格は“伝説”!!! そして強さは“430”!!! 明らかに、数レベルは強さが上乗せされてるよぉぉぉおおおお!!!((゚Д゚;))
……とはいえ、前回の記事で書いた通り、ナゼかボスギラファの元気は“3”という、徹夜明けのおっさん編集者みたいなことになっていたので(苦笑)、ここに付け入る隙があると見た。もうこのまま、我が軍のヘルクレスオオカブトと激突じゃ!!!
そして--。
性格勝負は、我らがヘルクレスオオカブトの“ちょうわ(緑)”に対し、ボスギラファは“れいせい(青)”ということで後者の勝ち。先制攻撃の目押しを許してしまい……!
ボスギラファ、ここは確実に最大攻撃力の“86”を叩き出す!!
これだと、こっちも最大攻撃力の“88”を出さないと1本取られてしまうわけだけど、ここまであまたの戦いを繰り返して目押しのプロとなり、いまパチスロに行ったら大勝ちできるのではないか……ってところまで極まっている俺にかかれば……!!
ピタリ!! 88!! 末広がりで縁起がいいねえ!!!ww
というわけでここは難なくヘルクレスオオカブトが1本先取。
そして勝負の2本目は……!
背水の陣のボスギラファ、必死の形相で(見えないけど)最大攻撃力の86をまた引いた!!! このへん、さすがはボスと言わざるを得ない!!
対する我が軍のヘルクレスオオカブト。
2本目はルーレットが高速化するので目押しが難しくなるんだけど、ここは確実に……!! 目から血が出るほど見開いて88を狙いましてぇの………!!
ピタリッ!!!
バッチリ、88を引くことができた!!! これでヘルクレスオオカブトが2連勝したので……!!
よし!!! 順当勝ち!!!
ここまでのボス戦はほぼ2連戦だったので、「これでエンディングか!?」とも思ったんだけど、そうは問屋が卸さないのがさすが植村さんと言ったところ。
見れば……! 頭上にはまだまだ……!!
赤目虫がどっさりいるぅぅぅうううう!!!www
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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