これが最後の戦いか!?
“黒いおっさん”ことまなつ君のお父さんと意気投合(?)し、おそらく最後の戦いが待っている“巨大な洞窟”の情報を得たかどまん君御一行。
いよいよ、そこでのバトルを見越しての準備に入りました……と、前回の記事で書いている。
そう、おそらく巨大な洞窟では、これまでとは比べ物にならないくらいの過酷な戦いが待っている--。
出てくる敵ももしかすると、月刊コロコロコミックの付録で付いてくるような、地上には存在しないサイボーグみたいなカブト&クワガタかもしれん……!
ちょっと余談になるけど、俺もこれだけ熱心に『カブトクワガタ』で遊び、毎日のように記事を投下している立場上、そういった雑誌付録の虫たちのコードも欲しいと思うわけよ。ここで書くネタになるかもしれないしな。
しかし、齢51歳にもなる、老眼・五十肩・加齢臭・坐骨神経痛のおっさんからすると、コロコロコミックは女性誌並みに買うハードルが高い。小学生の子どもでもいればそれを心の内で理由にしてホイホイとレジに持っていくこともできる気がするけど、そういう人間じゃないしなボク……。
……なんてことをうじうじと考えているうちに期を逃し、いまだ俺は付録系の虫を1匹も所持していない。これは、今後この連載を続けていく上での大きな課題になりそうだ。
……と、これは関係のない話だった。
とにかく最終決戦の場に何の準備もなく向かうわけにはいかないので、急がば回れとばかりに俺は毎度おなじみよろず屋に顔を出したのであった。
そしてここで、以前も書いたけど、手薄だったつよき(赤)やれいせい(青)の戦士を補充するために……!
ゆっさゆっさwww
交配&育成に時間を使ったのである。具体的には↓こちらの、
強気戦士! ギラファノコギリクワガタ!!!
そして、
冷静の刺客!! サタンオオカブト!!
こちらを何体か確保。ついつい、
「今後、ぜんちょうMAXコンテストのギラファ杯とサタン杯が開かれることを見越して、最大サイズを目指そうかな……!」
との思いが首をもたげてきたが、そういうことを始めるとマジでエンディングまでたどり着けなくなりそうだったので、グッとこらえて先に進むことにしたのでした^^;
さっそく、黒いおっさんのところに行くと……!
あれww 夜になったら出直してこい、だってww
しかたなく、
宿で、セーブも兼ねて睡眠を取る。
……しかし、こういった際にたびたび、
「ふぅ、いろいろあったな。ちょっと休もう。ずいぶん遠くまで来たな」
なんて、突然文学青年のような抒情的なセリフを発するかどまん君に、そこはかとない親近感を覚えるww さすが、我が分身といったところかw
さて、夜になったので問題の場所に向かうと……!
おおおおお……!! じつに蠱惑的な穴ポコが、木だか岩だかわからないところに穿たれているではないか……!! 黒いおっさんによると、こここそが……!
なるほど……! 赤目の虫の発生源か……!
ってことは、いまから俺は、この中に入らなければいけないってことかね。
頭の中に浮かんだ疑問に、黒いおっさんは気づいたのか……!
答えてくれたわww やっぱりこの穴の中に最強のボスがいて、いまからそいつを倒しにいかないといけないってことだな!!
どう考えても危険極まりない状況ながら、仲間たちは、
「がんばれ!!」
「勝てるでしょ」
「虫の元気に気をつけよう!」
……って、ちょっとは心配しろや!!ww 何が出てくるのかもわからねえんだからさーーー!!ww
とはいえ、これでイジケて穴には入らない……なんてこともできないので、かどまん君は先に進むしかないのであったw
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
(C)2023 小学館・うえむらひろし