エンディングまで突っ走るか!
急遽、ぜんちょうMAXコンテストのヘルクレスオオカブト部門に参戦することに決めて、ここ数回の記事では育成のトライ&エラーの様子をお届けしてきた。
その締切が過ぎ、我が日常にも平穏が訪れたので、途中になっていたメインストーリーの進行具合を記事にしていきたいと思う。
……が!
ヘルクレスオオカブトに続き、別の虫でぜんちょうMAXコンテストが開催されたら、もちろんそっちにも噛みつくつもりだからな!!w 必ずやどこかのコンテストで上位に食い込み、公式Twitterで俺の名を公表してもらうのだ!!ww それが、『カブトクワガタ』のおひざ元であるコロコロオンラインでプレイ日記を書いている、俺の責務なのであるッ!!!
と、鉄より硬い俺の決意表明はこれくらいにして、本題に入っていきたい。
えーっと、ヘルクレスオオカブトの育成に入るまえに、確か……!
そうそう。秘境の谷のご神木で夜の蝶……じゃなかった、夜のカブト&クワガタも捕獲して、いよいよ黒いおっさんのアジトに乗り込むことになったんだったな。その流れを、かいつまんで記事にしていきたいと思う。
アジトに到着し、「おじさん! おじさん!」と連呼していると……!
まもなく……!
「おじさんって呼ぶんじゃねえ!!!」
と、にわかにキレたおっさんが“おじさん呼び”に過剰反応を示してきた!!
……この極端な対応、よくあるミステリーなどでは大きなナゾを解くカギになっていたりするんだろうけど、我らが『カブトクワガタ』では……!!
あれ??ww おじさん呼びに関するやり取りは出た瞬間に終わり、すんなりと中に入れてくれたぞwww ちょっと拍子抜けww
でも……!
もしかすると、おじさん呼びに関する一連の流れは、『カブトクワガタ』の制作者である植村さんと、プロデューサーの和田さんというふたりのおじさんが日ごろから内に秘めている思いを、黒いおっさんに託してしゃべらせていたものなのではなかろうか!!?ww 俺も和田さんと同い年なので、その気持ちはよくわかるし!!! こういう気持ちの汲みかたは、『カブトクワガタ』のメイン層である少年少女にはできないだろうなーーー!!ww
と、ひとりナットクしたところで先に進む。ここからの会話は、当ゲームのクライマックスに関わる重要なものだったわ。
赤い目の虫について、黒いおっさんに尋ねると……!
「違うよ」
と、一応は断言する。しかし、何の証拠もないので説得力はない。するとここで黒いおっさんは、さりげなく話題を変えてきて……!
「かどまん君は地球人だね?」
はぐらかすためか、俺の出自について質問してきた。「ますます怪しい……」と思ったが、
ゲーム中のかどまん君は恥ずかしいくらいの入れ食い状態でこの話題に飛びつき……!! そして!!
ここまでの歩みでさんざん会っているはずなのに、まるで初めて出会ったかのように「お父さんだ!!」と飛びついてきたまなつ君……w これまで、どんだけフシアナの目をしていたねん。
しかし、この子にしてこの親ありで……w
「まなつ! なぜここに!?」
いや、ずっとかどまん君といっしょにいたやんけ。親子そろってフシアナだなオイ!!ww
でも、これで黒いおっさんに対する疑義も晴れたらしく(ナゼかは知らないが)、ここから共闘する流れに。おっさんの長年の研究によると、
秘境の谷のさらに奥に巨大な洞窟があるらしく、赤い目の虫はそこで生まれているのだという。となれば、そこに乗り込んでいって根源を断つのがもっともいい方法だと思うんだけど、おっさんは……!
やっぱりwww じつにわかりやすい展開だけど、巨大な洞窟にはこれまでに戦ってきた相手よりもさらに強い虫がウジャウジャと潜んでいるらしい。どうやら、RPGの終盤によくある、
“これまでのボスが連続で襲い来る展開”
になるのかもしれないな!!
てなわけで、
かどまん君が強敵討伐に名乗りを上げ、
一行は最後の舞台である“巨大な洞窟”に向かって歩き出したのでありました。
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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