ああ、またやっちまった……
前回の記事でお伝えした通り、
以下のような概要で、ヘルクレスオオカブトを対象にした“ぜんちょうMAXコンテスト”が実施される!
募集期間は5月3日~5月7日の23時59分まで--。
この日記が公開されるのは5月5日の予定なので、締切までいくばくかの余裕がある。
……ように見える!!
これ、じつはそう見えるだけで、募集要項にある以下の項目を見逃してはならないよ!!
「全長1位の応募者の中から先着10名を(公式Twitterで)紹介!」
そうなのである!
公式Twitterでその名を公開してもらえるという栄誉を獲得するためには、なるべく早くデカいヘルクレスオオカブトを作成して応募するしかないのだ! おそらく、全長MAXは横並びの激戦になると思うので、ここからは……“早さ”も勝負の対象になると考えていいかも!!
てなわけで、1秒でも早く巨大ヘルクレスオオカブトを育成してコンテストに応募しなければならなくなった。世間はゴールデンウィークだというのに、なんて忙しいんだろうか。
とはいえ、“1センチでも大きなヘルクレスオオカブトを作らなければならない”というのが大前提なので、早さばかりを追求したのでは本末転倒もいいところになる。
早く、かつ大きく!!
『カブトクワガタ』のぜんちょうMAXコンテストに打って出るには、上の標語を忘れてはいけないってことだな。
てなわけで、“さらなる1センチ”を求めてヘルクレスオオカブトを量産することにした。
えーっと、まずは……!
ゆっさゆっさwww
厳選された育成ヘルクレスを交尾させねば始まらない。すると……!
卵誕生!! 安定の花丸印だ!!!
こいつに与えるのはもちろん、万能伝説のエサである。これを、1れい幼虫、2れい幼虫でもくり返すことで……!
できた巨大3れい幼虫は、この時点で栄養合計満タンの900に!! 順調順調!!
そして、角満メソッドに則ればここで、“かぶとようちゅうのとてもよいえさ”を与えることになっている。
……が。
じつは、ここんとこメインストーリーを終わらせることに躍起になっていたため、しばらく交配から遠ざかっていたんだよねぇ……w そのため、
「えーっと、ここでは確か……“カブトムシのとてもよいえさ”をあげればいいんだったな!!ww 栄養価が90のやつ!!!ww」
“とてもよいえさ”と“栄養価90”という情報の断片だけを覚えていて、その通りに選択しちまってだなぁ……!!
幼虫のエサじゃなく、成体用の“とてもよいえさ”を選んじまった……!!
そ、そしたら……(((( ;゚Д゚)))
な、なにこの、どんよりと曇った背景は……!((゚Д゚;)) 万能エサじゃないと、こんなこの世の終わりみたいな暗~~~……い土になっちゃうんだっけ……?
栄養価ゼロの暗黒土の中に叩き落された3れい幼虫は、当然ながら……><
んなぁ!!? 成長具合△だと!!? こ、このあいだやらかしたばっかだというのに……!!
またここでエサ選びを間違えちまったぁぁぁあああ!!!!www
まあ、生まれてきたのは花丸虫ではあったんだけどさ……w
なんだか、先が思いやられるコンテスト用育成が始まったのであった……w
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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