日本全国の熱い情熱を持ったまんが家を大募集する「全日本コロコロまんが家スカウトプロジェクト」! その第2弾として、ネーム段階で応募できる「神ネーム賞」が絶賛応募募集中だ!
それに合わせて、『ゲーマーが妖怪退治やってみた!』の作者・小松清太郎先生に直接インタビュー! 先生流の、ネームの進め方を教えてもらったぞ!
全3回に分けて掲載された本インタビューも、今回でラスト。ネームを書く際の進め方やコツについて教えてもらったぞ!
「神ネーム賞」応募者へ向けてのアドバイスもいただいたので、最後までお見逃しなく!
小松清太郎 先生
別冊コロコロコミックSpecialにて『謎すぎ!熱血野球少年パワプロくん!』を連載。2022年に開催された、読者参加型まんが賞レース「ミラコログランプリ春」で、歴代獲得票1位を獲得した『ゲーマーが妖怪退治やってみた!』は、『月刊コロコロコミック 9月号』に掲載され、話題を呼んだ。
ネームの作る際のコツを学ぶのだ!
コロコロオンライン編集部
先生は、ネームをどのようにして作っていくのでしょうか?
いろいろなやり方があると思いますけど、僕の場合はまず、ノートにネームの下書きみたいなものを書きます。このページで何が起きるかというのを、大雑把にガーッと書くんですよ! 絵をしっかり入れてから修正すると、無駄な時間が増えますからね。
小松清太郎先生
コロコロオンライン編集部
効率を重視しながら、進行していらっしゃるんですね。
直す時間を、できるだけ減らせるようにする工夫です。修正に時間がかかると、自分が嫌になるのがわかっているので、そうならないために効率化をしているんですよ。
小松清太郎先生
コロコロオンライン編集部
それがまとまった後に、ネームに落とし込んでいくと。
そうです! 僕は、ネーム用の紙1枚に4ページ分の内容を書きます。全体を見渡せるから、流れがわかりやすいですからね~。
小松清太郎先生
コロコロオンライン編集部
ちなみに、ネームを書く際に気を付けておくべきことはありますか?
誰かに見てもらうことです! 自分の価値観で100点の作品だとしても、思わぬ方向から指摘が来る場合がある。だから僕は、6、7割ぐらいの段階で編集さんに確認してもらって、「これは良い!」「これはダメ!」とすり合わせながら、最終的に100点の作品になるように進行します。
小松清太郎先生
コロコロオンライン編集部
ありがとうございます! では「神ネーム賞」で初めてまんがにチャレンジする人に向けてのアドバイスをお願いします。
とにかく書いてみるべきです! 漫画はいくつもの法則やルールがあるんですが、最初のうちは何もわからないのが当たり前なので、好きな漫画を模写したり、構図とかを真似していけば、自然とわかってきますよ~。
小松清太郎先生
コロコロオンライン編集部
最後に、「頑張っているけど、なかなか結果が出ない……」という人へのアドバイスをお願いします!
自分が書きたいと思っている漫画は、誰が、どこで読むのかを重視しましょう。また、自分の書きたいジャンルの第1話と、ランキングが上位の読み切り漫画を読むと、そこにやらなきゃいけないことが詰まっているはずです!
小松清太郎先生
コロコロオンライン編集部
ありがとうございました!
ここまでの内容を見ていれば、作品を作るのに大事なことやネームの書き方を知ることができたはず!
このインタビューを通して、是非「神ネーム賞」にこぞって応募してみてほしい!
商品概要
『月刊コロコロコミック 5月号』
■発売日:4月14日(金)
■特別価格:700円(税込)